エアロスミス(Aerosmith)の
ジョー・ペリー(Joe Perry)は、1980年代にバンドを一時脱退した際、エアロスミスに復帰するように彼を説得したのは、彼の2番目の妻ビリーだったと、英Classic Rock誌の新しいインタビューの中で話しています。
「俺は70年代にこのクソ巨大なバンドにいたんだけど、(ビリーは)俺に会った時、全然知らなかった。彼女はエアロスミスが何なのか知らなかった。本当に。彼女はボストンのアンダーグラウンドなパンク・シーンに夢中で、ロゴのあるバンドに用はなかったんだ。初めて彼女をディナーに誘ったとき、俺のクレジットカードが切り刻まれて戻ってきて、彼女が支払いをすることになった。だから、お金の問題じゃなかったんだ。
ビリーから“このバンド(エアロスミス)はとても良いのに、なぜあなたたちは一緒にいないの?”と言われたので、その理由を調べてみたら、とんでもないデタラメしかなかった。ビリーは“スティーヴン(タイラー)に電話してみたら? なぜ一緒に演奏しないのかわからない”と言った。だから俺は電話を取ってスティーヴンに電話したんだ。ビリーは見たままを言った、今でもそうしている。俺は信じられないくらい彼女に頼っているんだよ」
同じインタビューの中で、ペリーは新しいソロ・アルバムと、エアロスミスの新しいアルバムの予定はあるのかについても話しています。
「(ソロ・アルバムについては)今のところない。そのための時間がないんだ。もし時間があるなら、エアロスミスのアルバムをもう1枚作ることに全力を注ぎたいね。
(エアロスミスの新しいアルバムの計画があるのか?という質問に)わからないよ。今のところ、できる限りツアーをしたいんだ。外に出て、ファンの前で演奏したい。今はライヴで演奏することに集中しているんだ。
新しい音楽に取り組む時間があれば最高だけど、でも、スティーヴンのこと、俺らの年齢のこと、アルバムを作るのに必要なことを考えると...どうだろうね。俺はいつも演奏しているし、曲も書いているけど、今の段階では何とも言えない。ただ、次のツアーを乗り切って、ライヴをして、ファンに何かを返したいと思っているよ。俺たちは“次の3年間はこうなる、次の5年間はこうなる”と腰を据えて考えられるようなバンドではない。特にこの年になってからはね」