ニルヴァーナ(Nirvana)の
カート・コバーン(Kurt Cobain)は
エアロスミス(Aerosmith)のファンでした。エアロスミスの
ジョー・ペリー(Joe Perry)は、コバーンがバックステージを訪ねてきたときのことを、英Classic Rock誌の新しいインタビューの中で振り返っています。
「彼はかなりおとなしかった。ただそこに居たいだけだった。彼はコートニー(ラヴ)と一緒に楽屋に来て、俺たちと一緒に座っているだけだった。普通の人だった。彼がトイレに行ったとき、とても口が達者なコートニーはこう言った、“彼はあなたたちのことが大好きなのよ。彼は誰のことも好きではないけれど、あなたたちのことは大好きなの”。俺はその男に尊敬の念しかなかった。彼は素晴らしいソングライターであり、パフォーマーだったから、それを聞いたときは最高だった」
ペリーはさらに、フー・ファイターズを観に行ったとき、ウォーミングアップルームに招待されたときのことを思い出しながら、次のように語っています。
「彼らはすべての楽器をセットアップしているので、中に入ってジャムることができた。彼らはエアロスミスの曲をすべて知っていた。信じられなかったし、恥ずかしかった。彼らは、俺が30年間演奏していない曲も演奏していた。嘘偽りなく、彼らはファンだった。何曲か演奏して、リフを頭から知っているなんて、“すげえ!”と思ったよ」