Michael Monroe and Vince Neil
ハノイ・ロックス(Hanoi Rocks)のドラマー、ラズルが亡くなった交通事故から39年。ハノイ・ロックスの
マイケル・モンロー(Michael Monroe)と、事故を起こした
モトリー・クルー(Mötley Crüe)の
ヴィンス・ニール(Vince Neil)が初めて対面しました。
1984年12月8日、ヴィンス・ニールは車の運転中に死亡事故を起こし、同乗していたラズルことニコラス・チャールズ・ディングリーは、この事故に巻き込まれて亡くなりました。当時、血中アルコール濃度が法定値を大幅に超えていたニールは、自動車運転過失致死と飲酒運転の罪に問われ、30日間の禁固と保護観察5年の判決を受けました。
ハノイロックスは翌年1985年に解散しました。
モンローは数十年にわたり、この悲劇を受けてのニールとモトリー・クルーの行動を批判しており、2003年のClassic Rockのインタビューでは、バンドの行動を「無知、無神経、愚か」と非難していました。
事故から40年近く経った今、モンローとニールは出演するフィンランドの<Rockfest festival>のバックステージで、ついに顔を合わせています。
6月10日、モンローはSNSにバックステージでの出会いの写真を投稿し、こう書いています。
「僕の人生で最も重要な瞬間のひとつは、昨晩初めてヴィンス・ニールに会ったこと。ラズルは“僕らシンガー”はよく似ていると思っていたので、いつも僕たちを会わせたがっていた。違う状況であれば、両バンドはおそらく良い友人として終わっていただろうが、運命は別の計画を持っていた...時間を割いてくれてありがとう、ヴィンス。多くを語らなかったけど、君の目は1000の言葉よりも多くを語ってくれたよ。ライヴでの君の歌は最高だった。やっと君たちのライヴを見ることができてよかったよ!」
モンローはその前日にも、モトリー・クルーの
ニッキー・シックス(Nikki Sixx)とデフ・レパードのジョー・エリオットと一緒に写っている写真を公開し、「ニッキー・シックスとジョー・エリオットとロックフェスに行ったのは最高だった。モトリー・クルーは最高だった!デフ・レパードは始まったばかりだけど、いつも通り本当に素晴らしい!いい時間だった」と書いています。
その後、シックスはSNSで「今夜のライヴでマイケル・モンローに会うなんて、なんて素晴らしいサプライズなんだろう。この素晴らしい紳士に会うのは何年ぶりだろう?キャリアに加え、私生活も充実しているし、世界の様々な場所に住んでいる。マイケル、次はハーモニカを持って来てね」と書いています。
それに対し、モンローが反応しています。
「友人である君に再会できて本当に素晴らしかった。最高の時間を過ごせたし、みんなに会えたことは僕にとって大きな意味のあることだった。次回は必ずハーモニカを持っていくから、一緒にロックンロールをしよう! ラヴ、リスペクト、ロックンロール!」