Nuno Bettencourt and Tom Morello
エクストリーム(Extreme)の
ヌーノ・ベッテンコート(Nuno Bettencourt)は、
レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン(Rage Against the Machine)の
トム・モレロ(Tom Morello)のギタープレイは過小評価されていると思っており、モレロのプレイのどこが過小評価されているのか、そしてなぜモレロのプレイが彼を苛立たせるのかについて話しています。
ベッテンコートとモレロは、ブラジルのサンパウロで開催された<Best of Blues and Rockフェスティバル2023>に先立って行われた記者会見に出席。その中でベッテンコートがモレロのどこを尊敬しているかという質問を受けた際に、次のように語っています。
「レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンを初めて聴いたとき、彼らを憎むほど気に入ったのだから、おかしな話だよね(笑)」
「ジミー・ペイジは偉大なロックンロールのリフをすべて書き上げ、残りの人たちにスクラップや骨を投げつけたと思っていた。レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンを聴くまでね。すべてのリフが怪物的で、すべてがそうだった。そして、ラッパーがいるという事実が、ジャンルをまったく別のレベルに引き上げ、ゲームを変えてしまったんだ」
「トムも実際は同じように弾けるんだよ。トムは、少し過小評価されがちで、ちょっと腹立たしくもあるんだけど、彼は引っ込み思案なので、もっとこうしてほしいと思っていることがある。初期のころはもっとやっていた。エレクトロニクスを駆使してDJのように音を作るという、最も象徴的で、独創的で、革新的なスタイルを持っていると思ったら、突然、本当に演奏し始める...クソくらえ、みたいな、そういう危険なプレーヤーなんだから」
ベッテンコートが自分のテクニカルな能力を称賛しているのを聞いて、モレロは「ヌーノのソロを全部練習したからだよ!」と話しています。モレロは続けて、ベッテンコートを絶賛し「彼は大きな影響力を持っている。ファンキーな音楽とヘヴィな音楽の融合、そして音楽性と奔放さの融合は、このバンド(エクストリーム)に関わってきたことであり、ヌーノのプレイは最初からそうだったと思っている」