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元ドッケンのドラマー ミック・ブラウン、音楽活動からの引退を語る

2023/06/02 21:12掲載
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Mick Brown
Mick Brown
ドッケン(Dokken)のドラマー、ミック・ブラウン(Mick Brown)は2019年にバンドから脱退し、音楽活動を引退しました。ポッドキャスト『Rimshots With Sean』に出演したブラウンは引退することを決めたことについて話しています。

「(最後にドッケンで演奏してから)4年半くらいになるかな。(当時は)63歳だった。ドラムを叩くことで体に痛みが出てくるようになっていた。本当に疲れていて、空港を歩くのも大変だった。まだ痛みは残っている。肩の痛み、指の関節の痛みもあったが、今は歩くところ以外は治まっている。(ドッケンを)やめようとは思わなかった。ただ、ドン(ドッケン)には“もうやめなきゃ。もうこれ以上は無理だ”とぼやいていたけどね。彼はすぐに“すごいな、よくここまでやってこれたなと思うよ”と言ってくれた。

痛みがなかったら、やめなかった。でも、痛みはあったし、自分にはもう限界だった。40年もの間、あんなに速く移動していたのに(笑)、他の空港に行ったり、ホテルに行くバンやツアーバスに乗ったりするのは一番嫌だった。もういいんだ。“もう終わりにしよう”という神のパワーに従った。俺が好きだったものはすべて消えてしまったようなものだった」

「俺はただ(演奏を)やめることにしたんだ。それが最高の選択だったんだ。何かを証明するためにやったわけじゃないし、鏡に映った自分を見て“俺は何者なんだろう”と考える機会にもなった。そして今、素晴らしい友人たちと会うこともできるので、それを楽しむことができるんだ」

「もう野心もないし、音楽以外のことで野心を抱いたこともない。俺は何もしなくてもいいくらいお金を稼いでいる。それでどうなったと思う?何もしてないよ。あのヘリに乗るぐらい...それが俺の情熱なんだ。よく寝ている。今日も友人と楽しむ以外は何もすることはない。そういうものなんだ。そこが俺の居場所。これ以上ないほどうれしいよ」

「みんなに知ってほしいんだけど、俺は今、人生で一番楽しい時を過ごしているんだ。たしかに、俺はいつもそうしてきた。でも、これはこれでいいんだよ。2年間、ドラムスティックに触れていない。引退してから“Highway to Hell”を2回、“Rock and Roll”を3回演奏した。それに(友人の)ボビーが彼のバンドで演奏させてくれるんだけど、リンチ・モブの“River of Love”を演奏した。4年半で6曲やったことになるかな。でも、もういいんだ。やりたいことは全部やったし、思っていたより10倍以上やった。文字通りにね。そして神様、旅に出られたこと、今振り返ってみて、本当に感謝している。時々喜びの涙を流して、“わぁ、俺ってすごい”と思うんだよ」