ゴーゴーズ(The Go-Go's)の
ベリンダ・カーライル(Belinda Carlisle)が選ぶ「これなしでは生きられない5枚のアルバム」。米Spin企画
■Violator, Depeche Mode
「今までで一番好きなアルバムの1つ。どの曲もとにかく素晴らしくて、プロダクションが大好き。メロディも大好き。ダンサブルなところも大好き。このアルバムが発売されたとき、私は完全に夢中になり、お気に入りのアルバムの1つになった。それは何年も何年も続いています」
■Country Life, Roxy Music
「すごく奇妙なアルバムなんだけど大好き。『Country Life』を買ったら、(ロキシー・ミュージックを)全部買ってしまった......美しい女の子たちの素晴らしいジャケットであって、とても素晴らしい美学を持っているのに、曲はとても奇妙なものだった。ロキシー・ミュージックとイギー・ポップは、私のすべてを変えた。高校の美術の授業で見つけました」
■Pet Sounds, Beach Boys
「南カリフォルニアで育った私にとって、彼らはDNAの一部。このアルバムは、10歳のときに野球大会で優勝して、私が初めて手にしたアルバムです。今でも大好きなアルバムの1つで、時代を先取りしているし、いい曲がたくさん入っていて、本当に美しい。ブライアン・ウィルソンの声も素晴らしいけど、カール・ウィルソンの声は、カレン・カーペンターやトレイシー・ソーンに匹敵するもので、理屈抜きの純粋な声。それには何かがある。最高の声ではないかもしれないけど、何か...なんだろう、魂から来るものなのかな...指では触れられない、何か本当に深いものがある。このアルバムは、多くの人に傑作と言われている」
■La Divina, Maria Callas
「マリア・カラスの『La Divina』は、私がオペラに出会ったきっかけだった。私にとってオペラとの出会いは、パンクロックとの出会いのようなもので、完全に夢中になった。『La Divina』は、マリア・カラスの名曲ばかりで、純粋な声、彼女の声に立ち返ることができる。その声は、あなたに何かを与えるものです。彼女の声には本当に本質的ものがあり、加えて、本当に悲しい声であり、おそらくこれまでに存在した中で最も美しい声だと思う」
■The Clash, The Clash
「彼らは私のお気に入りのパンクバンドだった。ドライビングロック、パンクロックでありながら、とてもメロディアスで、歌詞が好きだった。歌詞は、あの時代のもので、怒っていて、政治的だった。70年代後半、政治的にも経済的にもいろいろなことが起きていたイギリスの、その瞬間を本当によく捉えていた。この作品に触発されて、1977年に初めてロンドンに行きました。ジャームスにいた友人のローナ・ドゥームと一緒に行って、ザ・クラッシュやシャム69など、初期のパンクバンドを観た。信じられないような経験だった。ザ・クラッシュのライヴは4、5回見たけど、本当に見ごたえがあった」
詳細は以下のURLのページでご覧になれます。
https://www.spin.com/2023/05/5-albums-i-cant-live-without-belinda-carlisle/