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ポリスのスチュワート・コープランド 音楽の力を初めて実感した瞬間を語る それは片想いだった

2023/05/26 16:17掲載
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Stewart Copeland
Stewart Copeland
ポリス(The Police)スチュワート・コープランド(Stewart Copeland)が音楽の力を初めて実感した瞬間を語る。それは、彼自身の片想いにまつわるものでした。

レッド・ホット・チリ・ペッパーズのフリーのポッドキャスト『This Little Light』に出演したコープランドはこう話しています。

「僕はなんというか、発育が遅れていたような感じで、やせこけた子供だったので、大人の男らしさに憧れていたんだ。仲間はみんな大人になっていたのに、僕はまだ小さな子供、一番下のきょうだいみたいだった。 でも、ドラムを叩いた途端、バン! 僕は男らしく、シルバーバック(※ゴリラの群れのリーダー)の背中になって、丸太を叩いて木々を揺らしている。一瞬にして男らしい大人になったんだ」

コープランドはさらに、学校で一番人気のあるバンドのドラムの空席を埋めたとき、音楽には、さらなるパワーがあることに気づいたという。

「ブリティッシュ・エンバシー・ビーチ・クラブでバンドをやっていたとき、ジャネット・マクローバーツがいて、僕が叩いている間、踊っていた。(アニマルズの)“We Gotta Get Out Of This Place”を演奏していると、そこには15歳のジャネット・マクロバートがいて、僕は12歳なのに、彼女は僕のビートに合わせて踊っていた。僕は彼女の体を動かしているんだ。なんてことだ! とても高揚し、このとき、“人生とは何か”“自分の人生で何をしたいのか”ということを強く意識させられ、それから抜け出せなくなったんだよ」

そうして、コープランドは音楽に夢中になったのです。