Teenage Fanclub, photo by Donald Milne
ティーンエイジ・ファンクラブ(Teenage Fanclub) は新アルバム『Nothing Lasts Forever』を海外で9月22日発売。リリース元は米国はMerge Records、英国とヨーロッパはバンドのレーベル、PeMa。
スタジオ・アルバムのリリースは2021年の『Endless Arcade』以来。新作は2022年8月にウェールズの伝説的なロックフィールド・スタジオで制作されました。
ソングライターのレイモンド・マッギンリーは声明で「僕らはアルバムを作り始める前に何をするかについて話すことはない。いつどこでレコーディングするかという基本的なこと以外は、あまり計画しないんだ。光に関することは完全に偶然の産物で、曲の半分が完成するまでは気づかなかった。このアルバムは反射的な感じがして、これをやればやるほど、メランコリーの場所に行ける。その感情を感じ、表現することが心地よくなるのだと思う」とコメントしています。
またノーマン・ブレイクはこうコメントしています。
「これらの曲は間違いなく個人的なものだよ。年を取ると、押入れから黒いスーツを取り出すことが多くなる。死生観や光についての考え方が、僕らの頭の中を何度も駆け巡ったんだろうね」「前作に収録されている曲は、僕の結婚生活の破局に影響されている。それらの曲を書くのはカタルシスだった。この新しい曲は、その時期から抜け出した今の気持ちを反映したものだよ。かなり楽観的で、ある状況を受け入れ、その受け入れに伴うすべての経験がある。僕たちが曲を書くとき、それはごく普通の僕たちの生活を反映している。僕たちは特別な人間ではないし、普通の人は年をとるものだ。平凡な中にこそ、書くべきことがたくさんある。僕はレイモンド・カーヴァーを愛読している。あの物語では、大したことは起こらないけど、生きてきた経験を語っている」
新作から新曲「Foreign Land」のミュージックビデオが公開されています
VIDEO