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デフ・レパードのリック・アレン 暴漢に襲われた暴行事件後初めてインタビューに応じる

2023/05/23 09:46掲載
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Rick Allen (Image credit: Ethan Miller/Getty Images)
Rick Allen (Image credit: Ethan Miller/Getty Images)
デフ・レパード(Def Leppard)のドラマー、リック・アレン(Rick Allen)は3月中旬にフロリダのホテルの外で暴漢に襲われて負傷しました。事件後初めてインタビューに応じています。

アレンは、デフ・レパードが近くのハリウッドでコンサートを行った翌日の3月13日の夜、フォートローダーデール・ビーチのフォーシーズンズ・ホテルの外で一服しているときに、19歳のマックス・エドワード・ハートレーに襲われました。アレンは地面に頭をぶつけて負傷し、ハートレーは2件の暴行罪、4件の犯罪的いたずら、高齢者や障害者を虐待した罪で起訴されました。彼は無罪を主張しています。

アレンは、米TV番組『Good Morning America』のインタビューの中で、襲撃はすぐに起こったので、ハートレーの動機はまだわからないと述べています。

「2、3歩歩く音がして、それから暗い閃光のようなものが見えて、気がつくと、僕は地面に倒れていた。背中から倒れて、そのまま歩道に頭をぶつけた。また攻撃されると思って、手を上げて“僕は君にとって脅威ではない”とだけ言った。彼は僕が誰なのか知らなかったと思うけど、僕が腕が1本しかないから、脅威ではないと思ったんだろうね」

アレンは1984年、21歳の時に交通事故で左腕を失いました。アレンは、以前にこのような悲劇的な経験をしたことが、今回の攻撃に対処するのに役立ったとも語っています。

「僕はすぐに、素晴らしい妻と素晴らしい家族がいることに感謝する気持ちになった。自分がまだここにいることに対して、超自然的な力に感謝するようになったよ」

アレンは同じインタビューの中で、ドラムを演奏することが自身の回復に役立ったとも語っています。

「バンドで音楽を演奏することが永遠ではないことはわかっているけど、それができる間、できるだけ多くの人を幸せにするつもりだよ。これは僕のチャンスなんだ。他の物事もそうやって見ることができればいいんだけど。僕たちがここにいるのは限られた時間だけなんだから」