ザ・スミスのマイク・ジョイス、アンディ・ルークを回想「アンディは自分がどれほど優れたベーシストであったかを気づいていなかったと思う」

ザ・スミス（The Smiths）のドラマー、マイク・ジョイス（Mike Joyce）は英BBC Oneの『BBC Breakfast』の新しいインタビューの中で、亡くなったアンディ・ルーク（Andy Rourke）を回想しました。ルークは、膵臓癌を患い、長い闘病生活の末に亡くなりました。

「アンディが重い病気だったことは知っていた。僕はその（訃報の）電話を長くは待てないような気がしていた。電話がかかってきたとき、それを簡単に乗り越えることはできなかったよ」

ジョイスが最後にルークに会ったのは2月にニューヨークを訪れた時でした。

「楽しかったよ、たった4日間の旅行だった。彼に会いたかったんだ。彼はメールが苦手で、Skypeも苦手で、直接会って、挨拶して、どうしてるか見たかったんだ。彼に会えてよかったよ、素敵だった。出会ってからどれだけ時間が経とうが、会うたびに昨日のことのように思えるんだ」

その時2人は、ルークがザ・スミスのために作った特徴的なベースラインのいくつかを回想したという。

「アンディは、自分がどれほど優れたベーシストであったかを気づいていなかったと思う。アンディは、彼の音楽に対する貢献がいかに偉大なものであるかを理解していなかったと思うし、彼はそれを理解し、実感したことはなかったと思う」

「彼はとても控えめな性格だった。彼は偉大なベーシストだとは思っていなかった。彼にとってベースはとても簡単なことで、彼はただベースを弾くだけで、マジックが起こった。僕は、彼が多くの時間を運んでくれたように感じた。どんなドラマーでも、アンディがベースを弾くと素晴らしいサウンドになるんだ」