ジョニー・マー(Johnny Marr) は、
ザ・スミス(The Smiths) 時代のバンドメイトで、学生時代からの親友である
アンディ・ルーク(Andy Rourke) の訃報を受け、長文の追悼文をSNSにて公開しています。
「アンディ・ルーク RIP.
アンディと僕は1975年、学生時代に出会った。僕たちは親友で、どこへ行くにも一緒だった。15歳の時、僕はアンディと彼の3人の兄弟と一緒に彼の家に引っ越した。僕はすぐに、僕の相棒が、絶対に誰にも嫌われない稀有な存在であることを理解した。
アンディと僕は音楽の勉強に明け暮れ、楽しみ、そして最高のミュージシャンになるために努力した。当時、アンディはギターを弾くのが得意だったが、ベースを弾くようになってから、彼の天職が見つかり、その特異な才能が開花した。
僕たちは10代を通して、サウス・マンチェスター周辺のさまざまなバンドで演奏した後、1982年から1987年までザ・スミスで名声を得たが、そのザ・スミスのレコードで、アンディはベース・ギタリストとは何かを再発明した。
僕はスミスのセッションで、アンディのベース・テイクにすべて立ち会った。時にはプロデューサーとして、時には彼の誇り高き仲間として、そしてチアリーダーとして、僕はそこにいた。アンディがまばゆいばかりのベースラインを弾くのを見るのは、絶対的な特権であり、本当に素晴らしいものだった。でも、いつも思い出すのは、ミキシング・デスクで彼の隣に座り、“The Queen Is Dead”という曲で彼がベースを弾くのを見たときのこと。あまりに印象的だったので、“この瞬間は絶対に忘れない”と自分に言い聞かせた。
僕たちは、どこにいても、何があっても、長年にわたって友情を保ち続けた。アンディが最後にステージで演奏したのが、2022年9月にマディソン・スクエア・ガーデンで僕と僕のバンドと一緒だったことは、個人的な誇りであると同時に、悲しいことでもある。
僕の家族、そして彼の妻でありソウルメイトであるフランチェスカと共有した特別な瞬間でした。
アンディは、彼を知る人たちからは優しく美しい魂として、音楽を愛する人たちからは最高の才能を持ったミュージシャンとして、常に記憶されることでしょう。
よくやった、アンディ。寂しくなるよ、兄弟。
ジョニー」
以下は、ジョニー・マーが2022年9月に行った公演にアンディ・ルークがゲスト参加したときの映像です。ザ・スミスの「There Is a Light That Never Goes Out」と「How Soon Is Now?」を一緒に演奏しています
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