ザ・スミス(The Smiths)のベーシスト、
アンディ・ルーク(Andy Rourke)が死去。元バンドメイトの
ジョニー・マー(Johnny Marr)がSNSで発表。59歳でした。
以下、ジョニー・マーの声明より
「深い悲しみをもって、アンディ・ルークが膵臓癌で長い闘病生活の末に亡くなったことをお知らせします。
アンディは、彼を知る人々からは優しく美しい魂として、音楽ファンからは最高の才能を持ったミュージシャンとして記憶されることでしょう。
この悲しい時にプライバシーを守ることをお願いします」
アンディ・ルークは1964年1月マンチェスター生まれ。11歳の時、音楽への興味を共有するジョニー・マーと親しくなる。二人は学校の昼休みにジャムってギターで演奏していた。マーとルークがバンドを結成したとき、マーはルーク(当時はまだギタリスト)を誘ってベースを弾かせ、ルークはこれに惚れ込んで以来、ずっと演奏し続けた。
マーと共にパリス・ヴァレンティノスというバンドを組んだ後、マーはモリッシーと共にザ・スミスを結成。ルークは2回目のライヴでバンドに参加し、そのままバンドに加入した。
ルークは1982年から1986年まで、そして1986年から1987年まで、ザ・スミスのメインベーシストとして活躍した。ルークは、ザ・スミスの4枚のスタジオアルバムすべてで演奏。マーはルークの貢献を「他のベーシストには真似できないものだ」と評していた。
ザ・スミス解散後は、モリッシーのソロ作品のほか、プリテンダーズ、キリング・ジョーク、バッドリー・ドローン・ボーイなどの作品に参加した。また元オアシスのボーンヘッドとともにムーンドッグ・ワン、マニ(ストーン・ローゼズ)やピーター・フック(ニュー・オーダー)らとともにフリーベース、クランベリーズのドロレス・オリオーダンらとともにD.A.R.K.などのバンドも組んだ。