スティング(Sting)のカラオケの定番曲は
ファイン・ヤング・カニバルズ(Fine Young Cannibals)の「She Drives Me Crazy」と
ヒューマン・リーグ(The Human League)の「Don't You Want Me」。米People誌のインタビューの中で話しています。
「カラオケをするときは、2つの定番曲があるんだ。一つはファイン・ヤング・カニバルズの“She Drives Me Crazy”、もう一つはヒューマン・リーグの“Don't You Want Me”」
後者の曲では、スティングはさらに趣向を凝らしているという。
「あの曲は大好きなんだ。フェザーボア(※羽根あるいは毛皮のふわふわした長く薄手のスカーフ/えり巻き)を巻いたりしてね、最高なんだ。ハリー・スタイルズがやる前にやったんだよ!」
スティングは、ステージとカラオケルームでは歌うものの、車やシャワーでは歌わないという。
「車の中で歌うと思う?いや、ステージで歌うんだ。シャワーを浴びながら歌うこともない。自分の声を守るためだ。車の中で歌うとしたら......そうだな。“Old MacDonald”(アメリカの民謡/邦題は“ゆかいな牧場”)のような平凡なものだろうね」
スティングは、イギリスの権威ある音楽作家協会であるアイボーズ・アカデミーのフェローになることが決まっています。同じインタビューの中で、このことについても話しています。
「僕は職業を聞かれたらソングライターだと答える。だから、この名誉を受けることはとても特別なことなんだ。“あなたの曲で結婚した”とか、“あなたの曲でチャーリーおじさんを埋葬した”とか、“この曲で恋に落ちた”とか言ってくる人がいる。僕もそうだけど、人はその時代の曲で人生を刻んでいるんだ」