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カーヴド・エアとスカイの創設メンバー フランシス・モンクマン死去

2023/05/16 01:01掲載(Last Update:2023/05/16 01:03)
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Francis Monkman (Image credit: Michael Putland/Getty Images)
Francis Monkman (Image credit: Michael Putland/Getty Images)
英プログレッシブ・ロック・バンドのカーヴド・エア(Curved Air)と、クラシック/ロックのクロスオーバー・バンドのスカイ(Sky)の創設メンバーであるフランシス・モンクマン(Francis Monkman)が死去。カーヴド・エアがSNSで発表。73歳でした。

以下、カーヴド・エアの声明より

「カーヴド・エアのメンバーは、オリジナル創設メンバーのフランシス・モンクマンが2023年5月12日に亡くなったことを悲しんでいます。

フランシスは、末期の癌と診断された直後、イギリスの田舎にある自宅で、愛する人たちに見守られながら静かに息を引き取りました。

フランシスは、バンドの最初の3枚のスタジオ・アルバムに参加し、その後、Skyを共同設立し、プラチナ・セールスを記録した同バンドのデビュー・アルバムと、それに続く『Sky 2』で演奏しました。

フランシスはまた、『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』、『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』、『スーパーマンII』、そしてジェームズ・ボンド映画の2作品、『007/私を愛したスパイ』と『007/死ぬのは奴らだ』の音楽でシンセサイザーを演奏したことでも知られています。

フランシスの映画『長く熱い週末』の音楽は、それ自体が映画ファンから熱烈な賞賛を浴びています。

その後、フランシスはチェンバロとオルガンの演奏に情熱を傾けるようになりました。 彼は、歴史的なオルガンの修復作業を支援するためにヨーロッパ中を旅し、特に(バッハ一族の博物館である)Bach-Stammhausで演奏したことを誇りに思っていました。

観客にカーヴド・エアのファンがいると知ると、フランシスは“Piece of Mind”の一部をバッハの曲の演奏にこっそり忍び込ませ、素晴らしい気分で演奏しました。 彼は最近、『The Bach Family』というソロアルバムをリリースしました。

フランシスには、2人の兄弟、姪、甥、いとこ、パートナーのクリスティンがいて、深い精神性を持つ彼は今、亡くなった5歳の娘、マヤとあの世で再会しています」



訃報を受け、カーヴド・エアのソーニャ・クリスティーナと、元カーヴド・エアのダリル・ウェイは追悼コメントを発表しています