ネス湖で謎の巨大生物「ネッシー」を30年以上探しているネッシー・ハンターのスティーヴ・フェルサム。以前に「ネッシーを最も長く探し続けている人物」としてギネスブックにも認定されたことがある彼ですが、こんなに長くかかるとは思っていなかったそうで、「もっと簡単だと思ってた」とBBCのラジオ番組で話しています。
フェルサムは1991年、仕事を辞め、ドーセット州の自宅を売却して、ネス湖畔のドーレスに移り住みました。捜索を始めてから1年以内に説明のつかない何かを初めて目撃し、その後すぐにさらなる目撃情報を得られると思っていたそうです。フェルサムは最近、英BBCラジオ番組『Good Morning Scotland』でこう語っています。
「魚雷のようなものが水中を通過するのを一度見たことがある。1年目に目撃したし、2度目の目撃情報が来るのもそう遠くないだろうと思っていたので、この仕事はもっと簡単だと思っていたんだ」
「私はそこで立ち止まっている。私はまだ、この瞬間も、説明のつかない何かをもう一度見るのを待っているところなんだ」
「私はここに常勤していて、特定できない何かを報告する何百人もの人々と話しています」
フェルサムは献身的な捜索活動により、2016年にはハイランド&アイランズ観光賞でアンバサダー・オブ・ザ・イヤーに選ばれています。