フェア・ウォーニング(Fair Warning)や
ドリームタイド(DREAMTIDE)での活躍で知られるギタリストの
ヘルゲ・エンゲルケ(Helge Engelke)が死去。フェア・ウォーニングがSNSで発表。61歳でした。
以下、フェア・ウォーニングの声明より
「僕たちの親愛なる友人でギタリストのヘルゲ・エンゲルケが昨日、2023年4月28日に突然亡くなったことを、大きな悲しみと重い心でお知らせしなければなりません。彼は、2日前に発見されたばかりの結腸腫瘍の合併症のため、病院で亡くなりました。
友人としても、同僚としても、そして才能あるアーティストとしても、常に素晴らしい新しいアイデアやコンセプトに満ち溢れていただけに、僕たち全員にとって、これはとてつもなく大きな損失です。彼がいなくなるのは、とても寂しいです。
僕たちの思いと愛は、彼の最愛の妻Olatzと娘Maialenにあります。
ヘルゲの魂に神の祝福がありますように」
ヘルゲ・エンゲルケは1961年9月ドイツのハノーファー生まれ。ヘルゲは13歳でギターを弾き始め、すぐに楽器と音楽全般に夢中になった。1990年、ウリ・ジョン・ロートの実弟ジーノ・ロート率いるZenoが母体となって結成されたフェア・ウォーニングに参加。バンドは1992年、アルバム『Fair Warning』でデビューする。日本でも人気を博すが、2000年にメンバー2人の脱退のあと、バンドは事実上解散。その後、2005年に再結成した。ヘルゲは2001年、ドリームタイドを結成。2022年には14年ぶりのアルバムをリリースした。