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シンディ・ローパーの新ドキュメンタリー映画『Let the Canary Sing』完成 トライベッカ映画祭で初公開

2023/04/29 18:59掲載
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Cyndi Lauper
Cyndi Lauper
シンディ・ローパー(Cyndi Lauper)の新しいドキュメンタリー映画『Let the Canary Sing』が完成。6月にニューヨークで開催される<トライベッカ映画祭>で初公開されます。上映は6月14日で、当日は上映後にシンディのライヴ・パフォーマンスも予定されています。

本作は、シンディの子供時代から1980年代以降のポップチャートの頂点に立つまでを描くキャリア回顧ドキュメンタリー。監督は、これまでにゴーゴーズのドキュメンタリーや、ローレル・キャニオン・シーンに関する2部構成のドキュメンタリーを監督したアリソン・エルウッドが担当。制作はソニー・ミュージックエンタテインメントのプレミアム・コンテンツ部門。

エルウッドはこのプロジェクトについて、次のような声明を発表しています。

「多くの人と同じように、シンディ・ローパーが80年代初頭に音楽シーンに登場したとき、私は彼女もまたMTVのおかげで名声と成功を手にした若いスターだと考えていました。彼女のミュージックビデオはワイルドでカラフル、“Girls Just Want to Have Fun”のような彼女の歌は人を惹きつけます。しかし、結局のところ、彼女の物語は、厳しい試練と努力、そして不屈の決意の物語なのです。シンディは、自分の声をただ聴いてもらうだけでなく、聴いてもらうための声を求めていたのです。このドキュメンタリーは、シンディ・ローパーの完全な肖像画となります。彼女の“True Colors”が輝いています」

ソニー・ミュージックエンタテインメントのプレミアム・コンテンツ担当プレジデントであるトム・マッケイは、「シンディ・ローパーと協力して、彼女の決定的なドキュメンタリーを制作する機会を得たことは光栄です。この作品は音楽業界と社会全体の両方における彼女の象徴的で計り知れない影響にマッチするものです」と述べています。

シンディは音楽活動とともに、LGBTQIA+を包括する活動を積極的に行ってきました。国連人権理事会とハイノート・グローバル・イニシアティブは、彼女の活動を称え、2019年に「ハイノート・グローバル賞」を授与しました。