Paul Weller and Leah Weller
ポール・ウェラー(Paul Weller)と彼の娘
リア・ウェラー(Leah Weller)が選ぶ「私の人生を変えた10枚のアルバム」。自身の人生に最も影響を与えたアルバムについて語っています。Goldmine Magazine企画。ポールとリアは5枚ずつ選んでいます。
■ポール・ウェラー
●The Zombies, Odessey and Oracle
「僕にとって最も影響力のあるアルバムの1つ。メロディも、アレンジも、ヴォーカルも、とにかく素晴らしい。発売当時は全く相手にされなかったこのアルバムが、何年も経ってから尊敬されるようになったのは本当に嬉しい」
●Sly and the Family Stone, Fresh
「これを初めて聴いたのは84年のドイツ・ツアーの時だった。あまりの違いと革命性に驚いた! 信じられないくらい素晴らしい、ファンクのようでありながら抽象的。スライは本当に天才だった。彼の身に起こったことは、とても悲しいことで残念なことだった」
●Culture, Two Sevens Clash
「77年当時のパンク・シーンの間で人気のあったレコード。このレコードのサウンドはとても素晴らしく、今でも新鮮に聞こえる。70年代のレゲエは画期的で、まったく革命的な音楽だった」
●David Bowie, Low
「このアルバムを聴いて衝撃を受けた。ポップミュージックがどうあるべきかを示してくれた。解体されたポップで、非常にヨーロッパの影響を受けている。当時は批評家からの評価は低かったが、それにもかかわらず、この持ち込みはポストパンクや80年代のシーン全体に広がった」
●Floating Points/Pharoah Sanders and the London Symphony, Orchestra, Promises
「僕が聴いた中で最も美しいレコードの1つ。これはファラオ(サンダース)の僕たちへの別れの言葉、そのことに僕は彼に感謝したいし、彼のレガシーでもある。美しく、スピリチュアルな地球と宇宙の音楽だ」
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■リア・ウェラー
●David Bowie, Low
「デヴィッド・ボウイのアルバムの中で一番好きです。どの曲も大好きだし、今まで聴いたことのないような曲ばかりでした」
●Avril Lavigne, Let Go
「初めて手にしたアルバムのひとつで、自分で曲を作りたい、ギターを習いたいと思うようになりました」
●Kacey Musgraves, Golden Hour
「このアルバムの全曲が大好き。いつもいい気分にさせてくれるし、私のデビューアルバム『Freedom』の数曲にもインスピレーションを与えてくれた」
●Erykah Badu, Baduizm
「このアルバムを聴き始めたのはほんの数年前だけど、私の好きな曲ばかりが入っている、特に“Appletree”が大好き」
●Stevie Wonder, Innervisions
「20歳の頃、父からこのアルバムを紹介され、ほとんどの曲に惚れ込みました」