『サタデー・ナイト・フィーバー』でジョン・トラボルタが着用した象徴的な白いスーツ　3500万円で落札

映画『サタデー・ナイト・フィーバー』で主人公トニー役のジョン・トラボルタが着用した象徴的な白いスーツがオークションに出品され、26万ドル（約3500万円）で落札されています。落札予想価格の186,000ドルでしたが、それを大きく上回る金額で落札されました。

このスーツは、映画の衣装監督がニューヨークのブルックリンにあるメンズファッション店「Leading Male」で購入した3着のうちの1着です。そのうち2着はトラボルタが撮影現場で着用し、いずれもジャケットの内側に刺繍された店のラベルが画面に映らないように取り外されていましｈた。3着目のスーツはプロモーション撮影に使用されました。

今回出品されたスーツは1981年、当時のパラマウント・ピクチャーズ社長であったドン・ウィリアムズが親友のブライアン・ワッサーマンに誕生日プレゼントとして贈ったものです。

オークションはロサンゼルスのJulien's Auctionsで行われました。Julien's Auctionsの広報担当者は「このスーツは、映画史の中で最も象徴的な衣装のひとつとされています。映画制作中に使用され、現存する2着のうちの1着です。これまで展示されたり、オークションで売られたりしたことはありません。この映画だけでなく、ディスコ時代全体を象徴するものです」とコメントしています。