ポール・シムノン　90年代のザ・クラッシュ再結成話について語る「100万ポンドでオファーされたが、俺がやらないと言った」

元ザ・クラッシュ（The Clash）のポール・シムノン（Paul Simonon）は英MOJO誌のインタビューの中で、1990年代にザ・クラッシュの再結成話が進んでいたという噂は本当だったと話し、100万ポンド（現在で約1億7千万円）でオファーされたが、彼はやらないと言い、ミック・ジョーンズ（Mick Jones）を驚かせたという。

シムノンはジョーンズとの確執を含め、実現しなかったのには「たくさんの理由」があったと主張しています。

「俺、ジョー（ストラマー）、ミック、そしてB.A.D（ビッグ・オーディオ・ダイナマイト）でミックの世話をしていたミックのマネージャー、ゲイリー・カーファーストの間で話はあったんだけど、いろいろな理由で実現しなかった。

俺はミックに腹を立てていた。俺が“やりたくない”と言うと、ミックは“なんでやらないんだ？100万ポンドもらえるんだよ”と言った。それで余計に腹が立った。俺は“100万ポンドなんていらない”と言った。彼は、俺がそのアイデアに乗り気でないことに少しショックを受けていたようだよ。

ジョーも本当はやりたくなかったと思う。俺にとってザ・クラッシュの物語は終わったんだ」