HOME > ニュース >

英国 カセットテープの売上が10年連続で増加 2022年の売り上げは約20年ぶりの高水準に

2023/04/20 14:39掲載
メールで知らせる   このエントリーをはてなブックマークに追加  
Cassette Tapes
Cassette Tapes
英国レコード産業協会によると、英国ではカセットテープの売上が10年連続で増加しており、2022年の売り上げは2003年以来の高水準に達しているという。販売総数は、2012年には3,823本でしたが、2022年には前年比5.2%増の19万5,000本となっています。

近年は現在のシーンで活躍しているアーティストもカセットをリリースしており、2022年に最も売れたカセットテープの20本は、すべてその年に発売されたものでした。大復活を遂げたレコードの売上に比べればまだまだですが、いくつかの新譜の売上構成において、重要な役割を担っているフォーマットのひとつとなっています。

Flashback Recordsの創設者であるマーク・バージェスはSky Newsの取材に対して、ノースロンドンにある彼の店では、パンデミック後にカセットの売り上げが急増したと答えています。彼はカセットのコレクター性が、特に若い世代にとって魅力的なのだと述べています。

「ストリーミングサービスのコレクターになるのは難しいけど、カセットは小さいフォーマットなので、コレクションしやすい。また、人々は、アーティストが本来意図した通りの曲順のアルバムを持つことを好みます」

英国レコード産業協会のスポークスマンであるポール・ウィリアムズは、カセットがレコードと同様の復活を遂げつつあると考えています。

「少し前までは、カセットを見限る人が多かったですが、信じられないほどの復活を遂げたレコード市場の教訓を学ばなければならないと思っています。もっと低いレベルの話ですが、今、カセットテープでそれが起きているのです。音楽を所有したい、買いに行きたい、という欲求が戻ってきています。カセットテープ市場で気づいたことは、カセットテープとうまくいっているアーティストは、本物のファンベースを持つアーティストであるということです」