オーティス・レディング(Otis Redding)の息子で、ファンクバンドのザ・レディングス(The Reddings)でも活躍したシンガー/ギタリストのオーティス・レディング3世(Otis Redding III)が死去。彼の家族が発表。59歳でした。
オーティス・レディングの娘カーラ・レディング=アンドリュースは、オーティスの公式Facebookページで声明を発表しています。
「オーティス・レディング3世の家族は、彼が昨夜、ジョージア州メーコンのAtrium Health Navicentで癌との闘いの末に亡くなったことを確認して、心を痛めています。オーティスは59歳でした。この大きな喪失を受け、私たち家族のプライバシーを尊重し、祈りを捧げてください」
1967年12月10日、父オーティス・レディングが数人のバンドメンバーと共に飛行機事故で亡くなった時、オーティス・レディング3世はわずか3歳でした。その10年以上後、兄デクスターらとともにファンク・バンド、ザ・レディングスを結成し、1980年代に6枚のアルバムを発表した。ザ・レディングスは1980年に「Remote Control」がビルボードのHot Soul Singlesチャートでトップ10に入るヒットになり、「Call the Law」も1988年に同チャートのトップ20に入った。ザ・レディングスは1988年に最後のアルバムをリリースした後も、演奏とパフォーマンスを続けた。
オーティス・レディング3世は、家族の財団と協力して、子どもたちに音楽を教えるサマーキャンプを開催していた。
晩年は、2018年のオーティス・レディングのトリビュートコンサートに登場したり、結婚式やプライベートパーティーで父のヒット曲を歌っていたという。