デヴィッド・ギルモアの最初の妻　70年のギルモアとピンク・フロイドを語る回顧録『Behind The Wall』発売

ピンク・フロイド（Pink Floyd）のデヴィッド・ギルモア（David Gilmour）の最初の妻ジンジャー・ギルモアは新しい回顧録『Behind The Wall』を海外で5月24日発売。出版元はNew Haven Publishing。

本書について出版社は「『Behind The Wall』は、彼女とデヴィッド、ピンク・フロイドとの関係、そして名声の絶頂期におけるバンドメンバー間の力関係に対するユニークな洞察です。この本には、彼女が参加した多くのツアーや、彼女たちの自宅で撮影された、彼女の家族とピンク・フロイドのプライベートな写真が多数掲載されています」と説明しています。

ジンジャー・ギルモアことヴァージニア・“ジンジャー”・ハセンバインは、アメリカ生まれのモデルでアーティスト。1971年にピンク・フロイドのコンサートのバックステージでギルモアと初めて出会い、それを「一目ぼれ」と表現しています。二人は1975年に結婚し、その後4人の子供をもうけました。二人の関係はバンドの『A Momentary Lapse Of Reason』ワールドツアー中に終わり、ギルモアはその後、1994年に作家のポリー・サムソンと結婚し、彼女との間にも四人の子供がいます。

ジンジャーは2015年にも回顧録『Memoirs Of The Bright Side Of The Moon』を執筆しています。

「デヴィッド・ギルモアが去ったとき、その後の人生があるのかどうか疑問に思いました。私に道を示してくれたのは、庭に響く子どもたちの笑い声でした」と彼女は言っています。