Phil Collen (of Def Leppard and Delta Deep) - Digital Tour Bus - GEAR MASTERS Ep. 195
フィル・コリン(Phil Collen)は1982年から
デフ・レパード(Def Leppard)で演奏していますが、実は正式にバンドへの参加を要請されたことはなかったという。米ラジオ局SiriusXMの企画の中で話しています。
彼の経緯を振り返って「(前任の)ピート・ウィリスはあまり調子が良くなかった。それで、ジョー(エリオット)から“新しいアルバムでソロやリード・ギターを弾いてみないか?”と言われたんだ。僕は“いいよ”と答えた。顔見知りだったからね、ただ仲間を助けただけなのさ」と話しています。
彼は続けて、「バンドとの最初のライヴがロンドンの(ライブハウス)マーキー・クラブで、ここと同じくらいの大きさだったんだけど、『Pyromania』が爆発的に売れたとき、夢を見ているのかと思った。僕らはまだ(ライブハウスで演奏している時代の)考え方、メンタリティだった。ここで演奏していただけなのに、MTVのあちこちで演奏しているみたいな感じだった。アリーナでも演奏して完売させた。そして、その瞬間から、僕たちは一度も止まることはなかったんだ」
彼はそのあと、「僕はバンドに誘われたわけではない」と言い直し、「僕たちはただツアーに出ていただけなんだ」と話しています。
これに対して、シンガーのジョー・エリオットは「10年前に彼に“バンドに入らないか?”と聞いたと思うよ。彼が“イエス”と言ってくれて良かった」と反応しています。