Ryuichi Sakamoto - in Tom Schnabel’s book “Stolen Moments.” Photo by Mark Homes.
坂本龍一は1988年、ロサンゼルスのラジオ局KCRWのインタビューの中で、「もしも有名なアーティストと夢のレコードを作るとしたら、生死は問いませんが、誰を選びますか?」と尋ねられていました。KCRWは、坂本龍一の訃報を受け、同局のサイトで、このインタビューを再掲しています。
坂本龍一:
「(クレイジーな質問ですかね?と聞かれて)そうですね。じゃあ、ギターにジミ・ヘンドリックスス、ベースにビル・ラズウェル、ドラムにスライ・ダンバー、ホーンセクションにスライ・ストーンを使いたいね。ソロパートには(ジョン)コルトレーンとかを起用したいね。ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団のストリングスも」
KCRW:いいですね。ベルリン・フィルのストリングスは、ジミ・ヘンドリックスと相性がいいでしょうね。
坂本龍一:
「お金かかるね(笑)」
※このインタビューは1988年の書籍『Stolen Moments: Conversations with Contemporary Musicians』に収録されています