U2の
ジ・エッジ(The Edge)は、
ザ・シャーラタンズ(The Charlatans)や
ザ・ストーン・ローゼズ(The Stone Roses)、
ハッピー・マンデーズ(Happy Mondays)など、80年代後半から90年代前半にかけてのマッドチェスター・ムーブメントがU2に多大な音楽的影響を与えたと語り、「(やる気を起こさせるための)強い刺激を与えてくれてありがとう!」と話しています。
ジ・エッジは、ザ・シャーラタンズの
ティム・バージェス(Tim Burgess)がホストを務めるAbsolute Radioの番組『Tim’s Listening Party』の中で、まずU2の初期の影響についてこう話しています。
「パンク・ロックで言えば、ポスト・パンクが起こっていた。エコー&ザ・バニーメンやティアドロップ・エクスプローズ、Wah!。イギリスが熱かった。アメリカではパティ・スミスやテレヴィジョン、リチャード・ヘル&ヴォイドイズがそうだった。そういうバンドが僕らを駆り立ててくれたんだよ」
エッジはさらに、マンチェスターの音楽シーンが彼らの音楽の道を大きく変えたと説明しています。
「君が(ザ・シャーラタンズと)一緒にいたマンチェスターのシーンは、U2にとって(やる気を起こさせる)大きな刺激になったと思う。僕たちは、カルチャーのどこにエネルギーがあるのか、ソングライターやパフォーマーとしてレパートリーを広げるために何をしたいのかを考えていた。
君たちがやっていたこと、ザ・シャーラタンズやザ・ストーン・ローゼズ、ハッピー・マンデーズは特に『Achtung Baby』に大きな影響を与えた。君の曲“The Only One I Know”を12インチで手に入れて、それを聴いて“クールなグルーヴだ。この人たち、本当にすごいな”と思ったのを覚えているよ。
僕らが君たちに与えた影響はともかく、君たちが僕らに与えた影響は間違いなくある。あの時、僕たちに絶対に必要だった(やる気を起こさせる)強い刺激を与えてくれてありがとう!」