元イエスのジョン・アンダーソン、クリス・スクワイアと亡くなる1カ月前に夢で再会　生前に行きたいと願ったマウイ島で

妖精を見たことがあるという、元イエス（Yes）のジョン・アンダーソン（Jon Anderson）。元バンドメイトのクリス・スクワイア（Chris Squire）が亡くなる1カ月前には、マウイ島で「スクワイアが涙を流しながら微笑んでいた」という夢を見たという。亡くなった後、スクワイアの妻から、マウイ島は彼が生前に行きたいと言い続けていた場所だったと知り、「やっぱり」と思ったと、米ローリング・ストーン誌の新しいインタビューの中で話しています。

アンダーソンは2015年、マウイ島で妻と休暇を過ごしていたとき、スクワイアに関する「美しい夢」を見たそうです。

「僕の左側に、一人の婦人がローブを着て立っているのが見えた。彼女は天使のように見えたし、たぶんそうだったと思う。彼女が（空を）指差すと、そこにはクリスが涙を流しながら微笑んでいたんだ」と話しています。

目が覚めたアンダーソンは、妻にその夢のことを話しました。

「“今、クリスを見たよ。彼は天国の光に向かっていた”と話すと、妻は“彼はあなたを大好きだった”と言った。僕は“そうだね。僕たちは兄弟だった”と話した。信じられない瞬間だった」

スクワイアはその1カ月後の2015年6月27日、67歳で亡くなりました。その数カ月後、アンダーソンはフェニックスで公演を行っていたとき、スクワイアの妻に会い、その話をしました。

「彼女は僕に“彼は亡くなる前にマウイ島に行きたいと言い続けていた”と言った。僕は“やっぱり”と思ったよ」