Steve Harris & Paul Di'Anno
アイアン・メイデン(Iron Maiden)は、元メイデンのシンガー、
ポール・ディアノ(Paul Di'Anno)の手術費用を負担しました。ディアノは新しいインタビューの中で、この件について語り、元バンドメンバーに「一生感謝し続けるよ」と話しています。
ディアノは2022年9月にクロアチアで膝の手術を受けました。手術前には、彼の手術と治療の費用を捻出するための募金活動が行われ、目標の半分ほどの金額が集まったところで、メイデンが残りの費用を負担することを申し出ました。
今回、メキシコのMB Liveのインタビューに応じたディアノは、手術と治療の残りの費用を元バンドメンバーが負担したというのは本当かと尋ねられて、こう話しています。
「最後のほうは、お金がなくなったので、彼らが負担してくれたよ(笑)。すごく高かった。最初に病気になったとき、俺はアルゼンチンから治療を受けに来なければならなかったんだけど、そのときに医療用のプライベート機で搬送されたり、いろいろとお金がかかったんだ。イギリスに着いたときには、敗血症などで余命が45分しかなかった。それで、抗生物質を大量に投与されたんだ。8カ月間、入院したよ。治療の最後のほうは、バンドが本当にクールで、最後の数カ月分の治療費を払ってくれたんだ、よかった。一生感謝し続けるよ」
また同じインタビューの中で、メイデンやそのほかのプロジェクトで録音した楽曲の印税は、ちゃんともらっているかと聞かれたディアノは「ああ、今でも印税をもらっているよ。ソニー・パブリッシングと契約を結んだばかりだから、ロイヤリティはすべて僕に戻ってくる」と答えています