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DOMMUNE「大滝詠一『福生45スタジオの軌跡』」無料配信 4月5日19時~  45スタジオでの濃密な創作期を語る

2023/03/27 15:52掲載
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大滝詠一レコーディング・ダイアリー Vol.1
大滝詠一レコーディング・ダイアリー Vol.1
1973年に福生に居を構えて以降、米軍ハウスを改築した個人スタジオである福生45スタジオを拠点に数々の名作を生み出した大滝詠一。同スタジオでの創作の日々を詳細に記録した書籍『大滝詠一レコーディング・ダイアリー Vol.1』の発売を記念した番組「大滝詠一『福生45スタジオの軌跡』」が、4月5日(水)にDOMMUNEで無料配信されます。

Rittor Music & The Niagara Enterprises Presents
「大滝詠一レコーディング・ダイアリー Vol.1」刊行記念
大滝詠一『福生45スタジオの軌跡』


■DOMMUNE 2022/04/05 WED 19:00-24:00

●TALK:堀内久彦(「大滝詠一レコーディング・ダイアリー」著者)、鈴木慶一(ムーンライダーズ)、湯浅学(ナイアガラ書生)●MC:安田謙一
●DJ Plays 大滝詠一ONLY:DJ 常盤響、湯浅学|BROADJ#3172

■大滝詠一、福生転居50周年! 45スタジオでの濃密な創作期を語る。
1973年に福生に居を構えて以降、米軍ハウスを改築した個人スタジオである福生45スタジオを拠点に数々の名作を生み出した大滝詠一。それから50年の節目となる今年、同スタジオでの創作の日々を詳細に記録した書籍「大滝詠一レコーディング・ダイアリー Vol.1」がついに完成! 本書の発売を記念し、DOMMUNEでスペシャルプログラムをストリーミング致します。登壇者は著者である堀内久彦、1970年代の大滝詠一と要所で接点を持った鈴木慶一、当時、書生としてスタジオに出入りしていた湯浅学、そして司会は、先ごろ発売された大滝詠一『NOVELTY SONG BOOK / NOVELTY ONDO BOOK』のライナーノーツを手がけたロック漫筆家の安田謙一!1970年代ナイアガラ・サウンドの実像に迫りつつ、この時代を語る上で外すことのできない大滝詠一のノベルティ・タイプの楽曲の魅力についても掘り下げていきます。
番組後半は"DJ Plays 大滝詠一ONLY”と題し、熱心なナイアガラ・ファンとして知られる常盤響が、湯浅学とともに繰り広げる大滝詠一しばりのDJというこれ以上ない絢爛豪華なナイアガラプログラム!

■『大滝詠一レコーディング・ダイアリー Vol.1』
堀内 久彦(著)

定価 3,300円 (本体3,000円+税10%)
発売日 2023.03.20

<内容>
大滝詠一のエンジニアとしての足跡を日記形式で追う書籍の第2弾!
今回はキャリアでもっとも多作だった福生45スタジオ時代にフォーカス
大滝詠一のエンジニアとしての側面を日記形式で追うという画期的な試みが話題を呼んだ2022年3月刊行の書籍『大滝詠一レコーディング・ダイアリー Vol.2』の続編。前作が1979〜1982年に焦点を当てたのに対し、今回は〈はっぴいえんど〉解散後、当時は珍しかった個人スタジオ=福生45スタジオを立ち上げ、エンジニア業まで1人でこなしながらキャリアのなかでも多くの作品を生み出した1973〜1978年にフォーカスします(時代をさかのぼるため、シリーズ第2弾でありながら書名は「Vol.1」となります)。数々の名作・名演誕生の背景はもちろん、福生45スタジオの成り立ちから作品ごとの録音手法の変遷まで、膨大な証言と資料の集積により、現在も多くのファンを魅了してやまないナイアガラ・サウンドの秘密を明らかにしていきます。

【証言者】
大滝詠一、湯浅学、矢崎芳博、時枝一博、関口直人、駒沢裕城、鈴木慶一、牧村憲一、村松邦男、上田"メリー"雅人、光永厳、六川正彦、山下有次、齊藤文昭、坂本龍一、ほか

<著者プロフィール>
堀内 久彦
音楽家/テクニカル・ライター。楽曲制作からマスタリングまでさまざまな音楽制作現場に携わりつつ、それらで得た実践的な知識をもとにレコーディング専門誌『サウンド&レコーディング・マガジン』などで執筆活動も行う。
<主な寄稿>『バハマ・ベルリン・パリ〜加藤和彦 ヨーロッパ3部作』(2014年)、大滝詠一『A LONG VACATION VOX』(2021年)における「大瀧詠一『A LONG VACATION』を語る 4万字インタビュー」および「各曲トラック・アナライズ」など。