HOME > ニュース >

ペット・ショップ・ボーイズ 反ロシア・ソング「Living in the past」のニューミックス版公開

2023/03/24 20:39掲載
メールで知らせる   このエントリーをはてなブックマークに追加  
Pet Shop Boys
Pet Shop Boys
ペット・ショップ・ボーイズ(Pet Shop Boys)は2月にデモ・ヴァージョンを公開した、反ロシア・ソング「Living in the past」のニューミックス版をリリース。YouTubeほかで聴けます。このニューミックス版は、彼らの新EP『Lost EP』のデジタル版にボーナストラックとして収録されます。デジタル版は4月14日発売。

『Lost EP』はデジタル版に加えて、CD版も用意されており、このCDはデュオの自費出版本『Annually 2023』に付属されます。『Annually 2023』は海外で4月15日発売。『Lost EP』には「The lost room」「I will fall」「Skeletons in the closet」「Kaputnik」の4曲を収録。いずれも2015年にロンドンとベルリンで書かれて録音されたもので、2016年のアルバム『Super』に収録される可能性がありましたが、最終的には収録されませんでした。

「Living in the past」


「Living in the past」は2月に何の前触れもなく公開されました。ロシアのプーチン大統領が登場するアニメーションのビデオクリップを伴ってリリースされています。

ペット・ショップ・ボーイズは曲をリリースする1週間前の2月3日、バンドの公式サイトに「スターリンが戻ってきた」というタイトルのコメントを掲載していました。

「スターリンが戻ってきた

ロシアのヴォルゴグラードで、ソ連の独裁者の新しい胸像が公開され、プーチンが到着した。ウクライナに対する彼の戦争の歪んだ弁明のためにスターリンを呼び出したのだ」

新曲「Living in the past」の歌詞はその出来事に触発されたもので、この曲は、少なくとも歌詞は、この1週間の間で書かれたものであると思われます。新曲の歌詞は次のように始まります。

「私は、ある街に到着した。
前任者の胸像の除幕式が行われた
私の前任者の胸像が
まだ話題になっている
我々は彼を忘れようとした
彼の犯罪はカタログ化された
しかし新たな状況下で
再び彼は神となった」

「Living in the past」デモ・ヴァージョン