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ピンク・フロイド『The Dark Side of The Moon(狂気)』の立体音響「Dolby Atmos Mix」を体験できる試聴会開催

2023/03/14 12:59掲載
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Pink Floyd / Dark Side Of The Moon
Pink Floyd / Dark Side Of The Moon
ピンク・フロイド(Pink Floyd)『The Dark Side of The Moon(邦題:狂気)』の発売50周年を記念してリリースされる『The Dark Side Of The Moon -50th Anniversary Box Set』に初収録される同作の立体音響「Dolby Atmos Mix」を体験できる試聴会が4月1日(土)、2日(日)2日間、御茶の水RITTOR BASEにて開催されます。

以下インフォメーションより

『狂気』50周年記念ボックスの中で最も注目されているのがこのDolby Atmos Mixで、ピンク・フロイド史上初のDolby Atmos Mixとなる。『狂気』は2003年にSACDで5.1chサラウンド・バージョンがリリースされた際も、その圧倒的な空間表現で“史上最高のサラウンド音源”の名をほしいままにしたが、今回のDolby Atmosのミキシングは、5.1chバージョンと同じくジェームス・ガスリーが手掛けた7.1.4chバージョン、さらに拡張した音世界を繰り広げ、まさに“『狂気』の完成型”とでも言うべきものになっている。

今回の『狂気』Dolby Atmos Mixについて専門家はこう語っている。

●「数え切れないほど聴き、すべての音を把握していたつもりのこの名盤に、さらなる深みがあったことに心底驚いている。ステレオのキャンバスでは収まらなかった、5.1chサラウンドの地平では望めなかった、ピンク・フロイド『狂気』の真の姿が、Dolby Atmosによってついに解き放たれたとしか思えない。」(RITTOR BASEディレクター國崎晋)

●「7.1.4チャンネルのドルビーアトモス・ミックスは従来の5.1チャンネル音声にサイド・スピーカー2本と頭上4本のスピーカーを加えた構成が特徴となる。新たに制作された7.1.4チャンネルの『狂気』ドルビーアトモス・ミックスは従来のそれとは別物で音の定位や広がり、細部の音の処理などが異なっている。本作はバンド・サウンドに加え、SEが効果的に駆使されているのが大きな特徴だが、ヘリコプターや時計の音、各種のアナウンスなどがサイド・スピーカー2本と頭上4本のスピーカーに振り分けられたことで、音の包囲感が高まり聞き手の想像力をいっそう刺激してくれる。」(ライター武田昭彦) 
(ピンク・フロイド 『狂気』Dolby Atmos Mix解説全文はこちら: https://www.sonymusic.co.jp/artist/PinkFloyd/info/550513

そのDolby Atmos版『狂気』を存分に堪能できる体験会を御茶ノ水 RITTOR BASEにて2日間、計13回開催。RITTOR BASEが誇るハイクオリティな立体音響システムでの再生を、最高のスウィートスポットで体験してもらうために、各回9名限定という超プレミアムなリスニング環境となっている。これまで親しんできた『狂気』がどのような音像へ変貌しているのか、ぜひ体感していただきたい(入場料:無料/要予約。応募方法などは下記ご参照。先着順で定員になり次第、受付終了となりますのでご了承ください)。

<ピンク・フロイド 『狂気』Dolby Atmos版体験会>
■開催日時:
4月1日(土) 13時、14時、15時、16時、17時、18時、19時
4月2日(日) 13時、14時、15時、16時、17時、18時
*各セッション定員9名(開場は開演の5分前。開演後の入場不可)
■入場料:無料(要予約。先着順で定員になり次第、受付終了となりますのでご了承ください)
■会場:御茶ノ水RITTOR BASE 〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台2-1 お茶の水クリスチャン・センターB1
■お申込みはこちらより
https://thedarksideofthemoon-atmos.peatix.com

『狂気』Dolby Atmos Mixは豪華デラックス・ボックス・セット『The Dark Side Of The Moon -50th Anniversary Box Set』に収録される。この50周年記念盤デラックス・ボックス・セットには、長年ピンク・フロイドの音を司ってきたジェームス・ガスリーによる『狂気』の2023年最新リマスターCDとLP、『狂気』全曲演奏ライヴ『狂気:ライヴ・アット・ウェンブリー1974』のCDとLP、ピンク・フロイド史上初のアトモス・ミックスを収録したBD、5.1ミックス、ハイレゾミックスなどを収録したBDとDVDが含まれる。更に1972年―1975年の全英・全米ツアーからレア・未発表写真を収録した160ページ・ハードカバー本、オリジナル盤の76ページ楽譜集、7インチ・シングル2枚(「マネー/望みの色を」と「アス・アンド・ゼム/タイム」)、ポスター4枚、ポストカード2枚、1973年にロンドン・プラネタリウムで行われた『狂気』試聴会のEMI制作パンフレットおよび招待状のレプリカなど貴重な特典も収録される。