ブリットポップはどんな時代だったのか? このムーブメントの30周年を記念した、4部構成のドキュメンタリー・シリーズ『Britpop: The Music That Changed Britain』が英テレビ局のChannel 5で英国時間3月12日から放送が開始されます。
エピソード1は、ブリットポップの盛衰、音楽ビジネスへの影響、そして
ブラー(Blur)、
オアシス(Oasis)、
スウェード(Suede)、
エラスティカ(Elastica)の異なる運命に焦点を当てています。
このシリーズでは、ブラーの
アレックス・ジェームス(Alex James)と
デイヴ・ロウントゥリー(Dave Rowntree)など、このムーブメントの主要人物たちへの新しいインタビューが行われています。
ブラーの2人は彼らの「悲惨な」初期ツアーや1994年のアルバム『Parklife』の制作について話しています。
ロウントゥリーは、セカンドアルバムのリリース後、バンドが「最後のチャンス」を迎えていたことを明かしています。
また、当時の大物たちの、めったに見ることのできない貴重なアーカイブや、名作ビデオの舞台裏なども紹介されます。
さらにオアシスの
リアム・ギャラガー(Liam Gallagher)と
ノエル・ギャラガー(Noel Gallagher)は、キャリア初期のインタビュー映像のアーカイブという形で登場します。クリエイション・レコードのボス、
アラン・マッギー(Alan McGee)が彼らを見出した瞬間の話も紹介されます。オアシスの内部関係者が、ギャラガー兄妹の波乱万丈な関係を分析します。
エピソード2では、ブリットポップ時代を象徴する、オアシスとブラーのライバル関係や、オアシス「Roll With It」とブラー「Country House」のナンバーワン争いをクローズアップします。
その他にも、エラスティカがブリットポップの男勝りな雰囲気に女性の視点を持ち込んだことにも焦点を当てており、またスウェードがいかにこのジャンルのパイオニアだったかをも紹介しています