Jason Becker and Marty Friedman
マーティ・フリードマン(Marty Friedman)にとって、親友
ジェイソン・ベッカー(Jason Becker)はどういう存在なのか? 米サイトConsequenceの新しいインタビューの中で話しています。
ジェイソンは
カコフォニー(Cacophony)や
デヴィッド・リー・ロス・バンドのギタリストとして活躍。その後、ALS(筋萎縮性側索硬化症)が発症し体の自由を奪われながらも家族や仲間の支えで作曲家として現在も創作活動を続けています。
マーティとはカコフォニー時代のバンドメイトで、その後も交流は続いています。
Consequenceから「ジェイソン・ベッカーとは今も連絡を取り合っているのですか?」と尋ねられたフリードマンはこう話しています。
「そうだね。ジェイソンは僕がすることすべてにインスピレーションを与えてくれる存在。共に成長し、一緒に音楽的な足跡を残してきたので、個人的にとても大きな影響力を持っている。そして、彼が直面した状況にどのように対処してきたかを見ることで、状況への対処の仕方、人としてのあり方、あらゆる物事への取り組み方など、人間としての根拠を得ることができた。そのおかげで、僕はより良くなった。彼が物事をどう考えているかを考えるだけで、僕は本当に助かっている。
もちろん、今も昔と変わらず仲良しで、いつもメールをやりとりしている。常にお互いの近況を報告し合い、もし彼が何かやっていて、僕にチェックしてほしいことがあれば、僕は真っ先にそれを聞く。僕の場合も同じ。京都市交響楽団とドヴォルザークの曲をたくさん演奏したんだけど、ジェイソンがクラシック音楽にとても興味があることを知っているので、とても誇らしく思った。僕としては、そういう曲を演奏するためには、倍以上の努力をしなければならない。この曲を演奏したら、まずジェイソンにそのビデオか録音したものを送ろうと思った。まず彼に聴いてもらいたかった。彼は僕の中で、そういう存在なんだよ」