●Sylvester - You Make Me Feel (Mighty Real) (1978)
「“Blue Monday”への影響が議論されるたびに、誰かが(Gerry and the Hologramsのポストパンク・ノベルティ曲のシンセサイザー・リフを挙げるだろう。バーナード・サムナーはこの曲を聴いたことがないと否定している。公正を期すために言えば、ニュー・オーダーはこの曲の他の盗用についてほとんど口を挟んでおらず、代わりにMighty Realのオクターブ跳躍ベースラインに根ざしていると示唆している」
「初期のデトロイト・テクノ・シーンにニュー・オーダーが及ぼしていた支配力を示す、無名だが、興味深い作品である。ジャンルを確立したベルヴィル・スリーのメンバー、デリック・メイ、ホアン・アトキンス、ケヴィン・サンダーソンの3人が“Blue Monday”のイメージで作られたシングル“Triangle of Love”の制作に関わった。サウンド的には“Blue Monday”を意識している。メイのダブ・ミックスは、複数のヴァージョンの中でも特におすすめ」
●Pet Shop Boys - In the Night (1985)
「ニール・テナントは“Blue Monday”を初めて聴いたとき、“涙が出そうになった”と語っているが、それは生まれたばかりのペットショップ・ボーイズが目指していたサウンドに似ていたからだ。彼らの80年代の作品の多くにニュー・オーダーの影響が見られるが、“In the Night”のベースラインはその中でも特に強力な例である」
●Kylie Minogue - Can’t Get Blue Monday Out of My Head (2002)
「イギリスのポップカルチャーにおけるブルーマンデーの位置づけを証明するもの。DJ兼プロデューサーのエロル・アルカンが密かにリリースした12インチを基にしており、ニュー・オーダーだの一目でわかるバックトラックと“Can't Get You Out of My Head”のメロディーをマッシュアップしたこの曲は、その後、世界的に知られるようになり、ミノーグは2002年のBritで披露した」
●Rihanna - Shut Up and Drive (2007)
「ニュー・オーダーのメンバーは“Shut Up and Drive”で共同作曲のクレジットを得ており、そのメイン・リフは明らかに“Blue Monday”をベースにしている。緊張感のあるマシーンリズムとニューウェーブギターで、曲全体が80年代初頭を想起させるように意図されている」