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ジーン・シモンズは「I Was Made For Lovin' You」が嫌い 自身のヴォーカルパートが「Do do do do~」だから

2023/03/03 15:31掲載
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KISS
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ジーン・シモンズ(Gene Simmons)が「ずっと嫌いなキッス(KISS)の曲」は1979年のヒット曲「I Was Made For Lovin' You」。理由は、自身のヴォーカル・パートが「Do do do do do do do~」だから。出演したラジオ番組『The Howard Stern Show』で話しています。

司会のハワード・スターンはポール・スタンレー(Paul Stanley)に「昔、バンドに曲を持ってきて、ジーンが“それはアルバムに入れないよ”って言ったことはありますか?」と尋ねたことに対して、シモンズがこの質問に答えています。

「ある話をしたいんだ。79年くらいにポールが“新曲があるんだ”と入ってきた。“君のために曲を用意したよ”と言っていた」

そしてシモンズは、2人のバンドメイトの会話を再現しました。

「何ていう曲だ?」

「“I Was Made For Lovin' You”だよ」

「おお、いいね。歌詞の出だしは?」

「Tonight」

「おお、それはいい。次は?」

「I wanna give it all to you(すべてを捧げたい)」

「いいね、何を捧げるのかわかったよ。かっこいいな」

という具合に。

シモンズは続けて、スタンレーに自分のヴォーカル・パートをどうするか尋ねました。すると、ポールは「Do do do do do do do do do~」と歌います。

「“Do do do do do do”に怒っていたんですか?」とスターンが、はっきりさせるために尋ねます。

シモンズは「今日に至るまで嫌いなんだ」と話しますが、すぐにこう続けます。「だが、満員のスタジアムでは、人々がまるで聖書のイナゴのように飛び跳ねている。“Do do do do ...” だから一緒に歌うんだ」。

スタンレーは「それが音楽の素晴らしさだ。ここ(自分の心臓を指さす)、心に響くんだよ」と付け加えています。