日本武道館は、ボブ・ディランの『武道館』(1978年 / 原題: Bob Dylan at Budokan)やチープ・トリックの『チープ・トリック at 武道館』(1978年 /原題: Cheap Trick at Budokan)など、数々のライヴの名盤を輩出したことで世界的に知られる伝統的なアリーナ会場。もともとは1964年の東京オリンピックの柔道競技会場として建設され、その後、コンサートなどの多目的ホールとしても利用され、1966年にはビートルズが来日公演を行った会場としても知られています。
メガデスは、ギタリストのマーティ・フリードマンとドラマーのニック・メンザを含む1990年代の黄金期のラインナップで、1992年のアルバム『破滅へのカウントダウン』(原題: Countdown to Extinction)発表後の1993年3月に初の日本武道館公演を含む4度目の来日公演を発表。しかし、このときは、メンバーの健康問題を理由にキャンセルされ、その後、8回にわたるJapan Tourでも、彼らが武道館のステージを踏むことはありませんでした。
その武道館公演のキャンセルから、今年でちょうど30年。最新ツアーの一環として組み込まれた2月27日(月)に行われる初の日本武道館公演で、元メンバーのマーティ・フリードマンがゲスト出演することが決定しました。本来なら、30年前に武道館のステージで、『ラスト・イン・ピース』(1990年 / 原題: Rust In Peace) や『破滅へのカウントダウン』からの名曲の数々を演奏するはずだったデイヴ・ムステインとマーティ・フリードマンが、キャンセルから30年後に決まった日本武道館のステージで、24年ぶりに共演します。
アメリカ出身のマーティ・フリードマンは、1990年にメガデスに加入。4作目の『ラスト・イン・ピース』(原題: Rust In Peace)から8作目の『リスク』(1999年/ RISK)までバンドに在籍しましたが、2000年に正式にバンドを脱退。その後は活動の拠点を日本・東京に移し、本格的にソロ活動をスタート。日本の様々なアーティストとの共演などでも知られる一方、精力的なソロ活動も行い、今年は全米ツアーも予定しています。
For the first time in more than 23 years, Megadeth alumni @Marty_Friedman will join Megadeth on stage as the special guest for our one-off global livestream from the legendary Budokan Arena in Tokyo, Japan on Feb 27! Get tickets for the livestream event: https://t.co/RZLlh59zlFpic.twitter.com/Bp3Gt3mkdi