ロッド・スチュワート(Rod Stewart)は、地元の病院を訪れて、その病院のMRI検査の費用を1日分支払いました。彼の負担により、約20人が検査を受けられたという。ロッドは1月末、英テレビ番組の視聴者コーナーに電話をかけ、必要な検査や治療を受けるために、人々が長い間待たなければならないのは「馬鹿げている」と憤り、病院で検査を受ける費用を負担すると申し出ていました。ロッドは「僕が口先だけの人間ではないことを証明したい」と語り、英国内の他の場所での検査費用も負担したいとも述べています。
ロッドは2月24日、エセックス州ハーロウにあるNHS(国民保健サービス)の病院、プリンセス・アレクサンドラ病院を訪れ、その病院のMRI検査の費用を1日分支払い、待機リストを減らす手助けをしました。同病院の最高執行責任者であるステファニー・ロートンによると、彼の寄付によって待機リストが約10%(約20人分)減るだろうと述べています。
ロッドは1月末、英TV局スカイニュースで生放送されていた番組の視聴者コーナーに電話をかけ、NHSで必要な検査や治療を受けるために、人々が長い間待たなければならないのは「馬鹿げている」と憤り、病院で検査を受ける費用を負担すると申し出ていました。ロッドはこれまで保守党の支持者でしたが、番組の中では「現政権は今すぐ退陣し、労働党に任せるべきだ」とも発言していました。
ロッドは、今回訪れた病院以外にも、英国内の他の場所でも検査費用を負担したいとも語っています。
「もしこれが大成功したら - 僕はそうなると思うけど - ベルファスト、ダブリン、エディンバラ、グラスゴー、マンチェスターでもやってみたい。このまま続けて、他の人たちが僕に続いてくれたらいいなと思っているんだ。口先だけではないことを証明したいからね。そのためにここに来たんだ」