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ニルヴァーナ「Something In The Way」 カート・コバーンとマーク・ラネガンの共作であることが判明

2023/02/23 18:17掲載
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Greg Prato / Lanegan
Greg Prato / Lanegan
ニルヴァーナ(Nirvana)『Nevermind』に収録されている楽曲「Something In The Way」。クレジットはされていませんが、この曲はカート・コバーン(Kurt Cobain)マーク・ラネガン(Mark Lanegan)の共作であることが、ラネガンに捧げる新しい本の中で明らかにされています。

クイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジ(Queens of the Stone Age)スクリーミング・トゥリーズ(Screaming Trees)で活躍したマーク・ラネガンは2022年に57歳で亡くなりました。他のアーティストとも多くの作品でコラボレーションしていたラネガンは、コバーンとも親交が深かったそうです。

グレッグ・プラートの著書『Lanegan』には、ラネガンのコラボレーター、友人、ファンたちの20以上の新しいインタビューが掲載されています。

このプラートの本の中では、クイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジ時代のバンドメイトであるニック・オリヴェリ(Nick Oliveri)も証言しており、オリヴェリは、ラネガンが「Something In The Way」の歌詞の一部を書くのを手伝ったと明かしています。

オリヴェリによると、ラネガンとコバーンはしばしばコラボレーションを行っており、クレジットされることなくそれを行っていたそうです。

オリヴェリはこう話しています。

「マークは『Nevermind』でカートと一緒に歌詞を書いたと言っていた。カートはマークのソロ・アルバム『The Winding Sheet』で演奏したことがある。だから、彼らはお金をもらう代わりに、“俺はお前の曲に歌詞をつけたし、お前は俺の曲に歌詞をつけた。それでチャラにしようぜ。たとえどんなことがあっても”としたんだ。

マークは知る由もなかったけど、もし『Nevermind』の“Something In The Way”の権利を持っていたら、大金を手にすることができただろうね。そのことについて“もしSomething In The Wayの音楽出版権(著作権)を持っていたら...”と、彼が少しばかり自分を責めていたのを覚えているよ」