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名サイドマン ジャズ・サックス/フルート奏者ジェリー・ダジオン死去

2023/02/21 16:51掲載
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Jerry Dodgion, pictured in 1985 - Brian Foskett / National Jazz Archive/Heritage Images/Getty Images
Jerry Dodgion, pictured in 1985 - Brian Foskett / National Jazz Archive/Heritage Images/Getty Images
65年以上にわたってサイドマンとして活躍したジャズ・サックス奏者/フルート奏者のジェリー・ダジオン(ドジオン/Jerry Dodgion)が死去。米国の公共ラジオ局WRTIによると、2月17日にニューヨーク市クイーンズで亡くなりました。彼の長年のパートナーであるルビーによると、死因は感染症による合併症。90歳でした。

ジェリー・ダジオンは1932年8月、米カリフォルニア州リッチモンド生まれ。プロとしてのキャリアは、20世紀後半のアメリカの音楽界とショービジネス界を横断するもので、フランク・シナトラ、クインシー・ジョーンズ、アントニオ・カルロス・ジョビンをはじめとする数多くのミュージシャンと共演しました。

レッド・ノーヴォ・クインテットでの初期の活動から、影響力のあるサド・ジョーンズ&メル・ルイス・オーケストラの創立メンバーとして活躍するなど、彼の基盤はジャズにありました。ハービー・ハンコックの『Speak Like a Child』、ジミー・スミス&ウェス・モンゴメリーの『Jimmy & Wes: The Dynamic Duo』、ドナルド・バードの『Fancy Free』などの名盤をはじめ、500以上の録音実績があります。