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漫画家の松本零士が死去

2023/02/20 11:34掲載(Last Update:2023/02/20 11:42)
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松本零士
松本零士
『宇宙戦艦ヤマト』『銀河鉄道999』などで知られる漫画家の松本零士が2月13日、急性心不全のため東京都内の病院で死去。85歳でした。

所属する零時社の松本摩紀子代表取締役のコメントが発表されています。

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【零時社コメント】
漫画家 松本零士が、星の海に旅立ちました。
漫画家として物語を描き続けることに思いを馳せ駆け抜けた、幸せな人生だったと思います。
「遠く時の輪の接する処で、また巡り会える」と松本は常々申しておりました。
私たちもその言葉を信じ、その日を楽しみにしています。
これまで応援くださいましたファンの皆様、作品を世に送り出してくださいました関係各社の皆様、お世話になりました各自治体ならびに各団体の皆様、若かりし頃から共に切磋琢磨してくださった漫画家の先生方、そして旅立ちにあたりサポートしてくださいました病院の皆様、心より深く感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

株式会社零時社 代表取締役 松本摩紀子

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松本零士は1938年1月、福岡県久留米市生まれ。幼少年期は小倉市で過ごす。6歳の頃から絵を描き始め、9歳で運命的な本(『新寶島』『月世界紳士』いずれも著者は手塚治虫)との出会いをきっかけに漫画を描き始める。

16歳の時に投稿作『蜜蜂の冒険』が「漫画少年」にて受賞掲載され、これが商業誌デビューとなる。実質的な漫画家デビューは1957年「少女」掲載の『黒い花びら』。しばらくは少女漫画誌での執筆が続く。

1968年代に入り青年漫画誌が誕生し始めたころ「漫画ゴラク」に『セクサロイド』を発表。以降、青年漫画誌での執筆が増え、少年・青年漫画のジャンルで活躍するようになった。

代表作・『男おいどん』『ガンフロンティア』『宇宙戦艦ヤマト』『エメラルダス』『ザ・コクピットシリーズ』『宇宙海賊キャプテンハーロック』『銀河鉄道999』『新竹取物語1000年女王』ほか。

2001年、ダフト・パンクの「One More Time」のミュージック・ビデオを制作。2003年にはダフト・パンクとのコラボレーションによるアニメーションオペラ『インターステラ5555:THE 5TORY OF THE 5ECRET 5TAR 5YSTEM』を発表した。

2001年に紫綬褒章受章、2010年に旭日小綬章受章 2012年にフランス芸術文化勲章 シュバリエ受章。