Mike Oldfield / Opus One [2023]
2023年、
マイク・オールドフィールド(Mike Oldfield)のアルバム『Tubular Bells』が発売から50周年を迎えます。これを記念して『Tubular Bells』のオリジナル・デモ『Opus One』が初めてアナログレコードでリリースされます。4月22日のレコード・ストア・デイに限定発売されます。
ケヴィン・エアーズのグループKevin Ayers And The Whole Worldのベーシストとして活動していた10代のマイク・オールドフィールドは、1971年に同グループが解散すると、エアーズから譲り受けたテープレコーダーで、ソロ作品のデモ・テープ作りを開始しました。オールドフィールドはこのテープレコーダーを改造し、その結果、思い通りのマルチトラッキングができるようになったという。
『Opus One』と名付けられたこのテープは、多くのレコード会社に断られ、最終的にヴァージン・レコードのサイモン・ドレイパーとリチャード・ブランソンに認められます。ザ・マナー・スタジオで再録音され、セクションが追加された『Tubular Bells』は1973年5月25日にリリースされ、マイク・オールドフィールドとヴァージン・レコードの双方のキャリアをスタートさせました。そのあとは、ご存知の通りです。
2009年まで未発表であった『Opus One』は、『Tubular Bells』の35周年記念ボックスセットで入手することができます。そして今、『Tubular Bells』の50周年を記念して『Opus One』が初めてアナログレコードでリリースされます。今回のためにアビーロード・スタジオの名カッティングエンジニア、マイルス・ショーウェルによってカットされ、またフィル・スミーがデザインし、マイク・オールドフィールドが監修した全く新しいジャケットを採用しています。
■『Opus One』
SIDE 1
Tubular Bells — Long (22:52)
SIDE 2
Caveman — Lead In (2:40)
Caveman (5:02)
Peace A (6:57)
Peace B (4:16)