ロッド・スチュワートの妻は英チャールズ国王の戴冠式を警備する警察官の一人

ロッド・スチュワート（Rod Stewart）の妻ペニー・ランカスターは、英国のチャールズ国王の戴冠式にロンドン市警の特別警察官として警備を担当します。夫のロッドが、戴冠式のコンサートに自分は参加しないが、妻が警察官として勤務します、と英The Mirror紙に語っています。

元モデルで2児の母親であるペニーは、2021年、リアリティ番組『Famous and Fighting Crime』に参加した後、同年4月にロンドン市警察の特別警察官（※ボランティアが警察官を務める英国の制度）の資格を正式に取得。普段は制服を着てロンドン市内をパトロールしており、以前のインタビューでは、この仕事について「だいたい年間200時間くらいで、私自身はロンドン市内で週に1回ほど任務を行っています」と話していました。これまでに自殺願望のある女性を助けたり、車椅子の女性を助けたり、薬物の影響下で自動車を運転していた容疑者の逮捕に加わったことがあります。

2022年には、エリザベス女王の棺がロンドンのバッキンガム宮殿に運ばれる際、警護を担当。警察の制服を着て、女王に別れを告げるために通りに集まった一般市民を誘導しました。

ロッドは彼女の仕事を完全に支持しています。

ロッドは、5月にロンドンのウェストミンスター寺院で行われる戴冠式で妻が働くと明かしています。また自身はラスベガスでパフォーマンスを行うため、戴冠式のコンサートには参加しないとも述べています。

ロッドは英The Mirror紙にこう語っています。「いや、僕はそこに行かないよ。僕は王室の歓迎を受け尽くしてしまったようだ。他の人に任せようと思う。僕はラスベガスに行くつもりだ。でも妻は女性警察官として勤務します」