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ロシア、ロジャー・ウォーターズに国連でウクライナへの武器供与について話すことを依頼

2023/02/08 13:35掲載
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Roger Waters - Photo by Kate Izor
Roger Waters - Photo by Kate Izor
ロイター通信によると、ロシアは、ピンク・フロイド(Pink Floyd)の共同創設者ロジャー・ウォーターズ(Roger Waters)に、国連でウクライナへの武器供与について話すことを依頼したという。ロイターは「ウクライナへの武器供与について話し合うためにモスクワが要請した2月8日の国連安全保障理事会での発言を要請したことが分かった」と報じています。

ロイターによると、ロシアのワシリー・ネベンジャ国連大使は「彼が何を言うか見てみよう。彼には立場があり、明日それを聞くことになるだろう」と語り、「おそらく彼は私たちにも歌ってくれるだろう」と冗談交じりに語ったという。

これに対して、ある国連安全保障理事会の外交官は「ロシアの外交は以前は真剣だった。次は何だ?ミスター・ビーンか?」と語ったという。

ウォーターズは公然と反ウクライナを掲げており、ロシアがウクライナに侵攻したのはNATOの侵略だと非難しています。また2022年秋、自身のウェブサイトにウクライナの大統領夫人に宛てた公開書簡を公開し、ウクライナの支持者から批判を浴びました。彼は、欧米によるキーウへの武器供給に反対を主張しています。また、ウォーターズは最近、自分がウクライナ政府によって支援されている「殺害リスト」に載っているとも発言していました。

ウォーターズに関連したニュースとして、デヴィッド・ギルモアのパートナーである作家のポリー・サムソンがウォーターズのことを「芯まで腐った反ユダヤ主義者」「プーチン擁護者」とツイートしています。夫のギルモアはこのツイートをリツイートして「すべての言葉は明らかに真実である」と投稿しています。

「悲しいかな、ロジャー・ウォーターズは芯まで腐った反ユダヤ主義者だ。また、プーチンの擁護者であり、嘘つきで、泥棒で、偽善者で、脱税して、口パクで、女性蔑視で、嫉妬深い、誇大妄想狂でもある。いい加減にしてくれ」