ピーター・フック　11年間話していないが、ジョイ・ディヴィジョン／ニュー・オーダーがロックの殿堂入りした場合、式典で再会するだろうと語る

ジョイ・ディヴィジョン（Joy Division）／ニュー・オーダー（New Order）が、2023年の＜ロックの殿堂＞にノミネートされました。ピーター・フック（Peter Hook）はこのニュースにあわせて、米ビルボード誌のインタビューに応じています。

2011年にニュー・オーダーがフック抜きで再結成されて以来、バーナード・サムナー、スティーヴン・モリス、ジリアン・ギルバートとは対立してきました。結果として生じた訴訟は示談で解決しましたが、フックによれば「個人的にはもう11年話していない。まだ猛烈に、必死に戦っている...俺たちは、史上最長のグループ崩壊の記録を狙ってるんだと思う。とても悲劇的なことだ」という。

しかし彼は、もし殿堂入りすれば、すべての関係者が少なくとも式典が行われる一晩は、その相違点を脇に置いてくれるだろうと期待していると話しています。

「それが実現した場合、難しい授賞式になりそうだが、妻が言ったように、俺たちはこのようなことを乗り越えなければならない...そして、優しく、礼儀正しく、ベストを尽くさなければならない。もしかしたら、これは、最終的にニュー・オーダーで行われた不当な処置を終わらせるために必要なオリーブの枝（仲直りの申し出）かもしれない。とても奇妙な立場だが、お互いに排斥しあったグループは俺たちが最初ではないし、最後でもないだろう」