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スリー・ドッグ・ナイトのドラマー フロイド・スニード死去

2023/01/31 13:38掲載
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Floyd Sneed
Floyd Sneed
米ロックバンド、スリー・ドッグ・ナイト(Three Dog Night)での活躍で知られるドラマーのフロイド・スニード(Floyd Sneed)が死去。スリー・ドッグ・ナイトがSNSで発表。80歳でした。

以下、バンドの声明より

「スリー・ドッグ・ナイトはフロイド・スニードが亡くなったことを知り、悲しみに暮れています。フロイドは本当に素晴らしい人間で、独創的であり、優しい男だった。 彼はまた、非常に個性的なドラマーで、スリー・ドッグ・ナイトのサウンドに多くのものをもたらしてくれた。彼は音楽的にも文化的にも多くの壁を破り、その素晴らしいテクニックで数え切れないほどのドラマーに影響を与えた。彼は、バンドのメンバー全員と、彼が生涯を通じて影響を与えた多くのミュージシャン、アーティスト、その他の人々から、とても惜しまれることでしょう。安らかにお眠りください」



フロイド・スニードは1942年11月カナダのカルガリーで生まれる。幼い頃に姉からドラムセットをもらったことがきっかけで、音楽への愛を探求するようになったという。その後、ロサンゼルスに移り住み、1968年、バック・ミュージシャンを探していたトリオのヴォーカリスト(ダニー・ハットン、チャック・ネグロン、コーリー・ウェルズ)に出会う。スニードは彼らの新しいバンド、スリー・ドッグ・ナイトに参加する。

スリー・ドッグ・ナイトで、「One」「Joy to the World」「Black and White」「An Old Fashioned Love Song」など、1960年代後半から1970年代半ばにかけて商業的成功を収めた。

70年代にスリー・ドッグ・ナイトが一時解散した後は、オハイオ・プレイヤーズのツアーに参加したり、スリー・ドッグ・ナイトの他のバック・ミュージシャンたち共にSS Foolsという名の短命のグループで一緒に活動したりしていた。

1981年、スリー・ドッグ・ナイトの再結成に参加。84年に脱退。1990年の映画『ファーアウトマンだ!』にドラマー役で出演。その後スニードはバンドのK.A.T.T.でツアーとレコーディングを行い、自身の別のバンドSame Dog New Tricksを結成するなど、音楽活動を続けていた。