Everything But the Girl, photo by Edward Bishop
エヴリシング・バット・ザ・ガール(Everything But the Girl)は、デュオのエレクトロニック・サウンドの歴史について語り、また1990年から2023年までのお気に入りのエレクトロニック・トラックやリミックスを集めたSpotifyプレイリスト『EBTG Electronic』を公開しています。
以下、エヴリシング・バット・ザ・ガールのSNSアカウントより
「『EBTGエレクトロニック』。新しいプレイリストです。ドラムマシンとシンセは、80年代半ばから私たちのサウンドの一部となっています。『Idlewild』では発売されたばかりのYamaha RX5ドラムシーケンサーを多用してアコースティックとエレクトロニックのハイブリッドを作り、1990年からは私たちの曲のリミックスを依頼するようになりました。最初の作品の一つであるBristol Baselineによる“Take Me”のClifton Remixはストリーミングによって広く知られるようになるまで、長い間、隠れた12インチ名盤として知られていました。
『Amplified Heart』ではさらに一歩踏み込みました。“Missing”はリミックスをしやすくするために、クラシックなディスコやハウスのテンポである120bpmで書かれました。初期のデモでは、ジョン・コクソンがアルバム用にビートをプログラムする前に、Razeの“Break 4 Love”のループをプレースホルダーのドラム・グルーブとして使用していました。もちろん、トッド・テリーのクラブ・ミックスがこの曲を有名にしましたが、それ以前にもUltramarineのリミックスのような素晴らしいヴァージョンも存在しました。
90年代半ば、ベン(ワット)は私たち独自の新しいエレクトロニック・サウンドを作り始め、後にそれを自身のレーベルBuzzin' FlyのDJやリミキサーとして活用するようになりました。
最近のプレイリスト『Complete Discography』の好評を受けて、『EBTG Electronic』という別のSpotifyプレイリストを作ろうと思いました。これは、1990年から2023年までのお気に入りのエレクトロニック・トラックとリミックスを集めたカプセル・コレクションです。このプレイリストには、私たちの作品だけでなく、Photek、Adam F、DJ Jazzy Jeffなどによる素晴らしい作品も含まれています。週末はここからスタートです」