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デュラン・デュラン、アンディ・テイラーの病気を知ったのはロックの殿堂入り式典の数日前だった ジョン語る

2023/01/27 17:11掲載
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Duran Duran
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2022年11月にロックの殿堂入りを果たしたデュラン・デュランは、その式典で元メンバーのアンディ・テイラー(Andy Taylor)が癌であることを公表しました。ジョン・テイラー(John Taylor)によると、デュラン・デュランのメンバーがアンディが癌であることを知ったのは、式典の数日前だったという。ジョンは英ヨークシャー・ポスト紙のインタビューの中で心境を語っています。

アンディは、4年前にステージ4の前立腺癌と診断されていました。式典のスピーチでは、アンディが書いた手紙をサイモン・ル・ボンが代読。アンディはもともとこの式典に出席する予定でしたが、体調不良のため欠席しています。

アンディ抜きで式典に出席したことは苦い瞬間だったかと尋ねられたジョンは考え込み、そして、こう話しています。

「正直なところ、アンディが来ると100%確信していたわけではなかった。彼は行くつもりだと言っていたけど、僕たちは、実際にそれを見たら信じるよ、という感じだった。

(式典の)2週間前に彼とメールで連絡を取り合い、本当に楽しいやりとりをしたので、彼とまた一緒に演奏できるのがとても楽しみだった。彼が(式典に)来ないと分かったのは2日前で、 その1日か2日前に、彼が病気であることを知ったんだ。

ひどい、ひどい、彼がかわいそうだ。僕たちは一緒に素晴らしい時間を過ごした。彼は創造性にあふれるエネルギッシュな人で、すごい人だよ。でも、彼が来ないという決断をしてくれてよかったと思っているんだ。そういう診断を受けたときは、自分の戦いを選ばなければならない。彼にとって今一番大切なのは、適度に快適で、残された時間を楽しむことができることだと思う」