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アトランタ・リズム・セクションの創設メンバー キーボーディストのディーン・ドートリー死去

2023/01/27 13:29掲載
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Dean Daughtry
Dean Daughtry
サザン・ロック・バンド、アトランタ・リズム・セクション(Atlanta Rhythm Section)の創設メンバーでキーボーディストのディーン・ドートリー(Dean Daughtry)が死去。バンドがSNSで発表。76歳でした。

以下、声明より

「悲しいことに、長年のオリジナルメンバーであるディーン“OX”ドートリーが亡くなったことをお知らせしなくてはなりません。

ディーンはロイ・オービソンのツアーバンドであったThe Candymenのメンバーでもあった。20歳の時、アラバマのローカル・バンドからオーストラリアやヨーロッパで演奏するようになった。
The Classics IVに短期間在籍した後、バディ・ビューイによって結成されたアトランタ・リズム・セクション(ARS)という名前のバンドに自分の将来を託すことを決意した。

ARSはギター中心のバンドとして知られているが、レコーディングを聴けば、ディーンがバンドにもたらした貢献がわかるだろう。
“So Into You”の最初のコードや、“Imaginary Lover”のイントロ(ちなみに両方ともディーンとの共作)など、彼はバンドのレコーディングに自分の痕跡を残している。

49年間、彼はライヴを欠かさなかったが、数年前に健康上の理由で引退を余儀なくされ、50年という目標を達成することができなかった。
彼はブルドッグのような存在だったが、友人たちは彼のことを“OX”と呼んでいた。
妻のドナとご家族に心からお悔やみを申し上げます。
寂しくなるよ、Ol'Buddy!」