HOME > ニュース >

トリビア満載 音楽に関する100のテーマを大図解『音楽について知っておくべき100のこと』発売

2023/01/25 21:05掲載
メールで知らせる   このエントリーをはてなブックマークに追加  
音楽について知っておくべき100のこと インフォグラフィックスで学ぶ楽しいサイエンス
音楽について知っておくべき100のこと インフォグラフィックスで学ぶ楽しいサイエンス
「美しい鳥は、歌がヘタ?」「植物に音楽を聴かせると成長が早まる?」「ハーモニカを吹いて治療する病気がある」「バグパイプは昔、武器だった」「1秒間に20,000回再生された音楽がある」「シロアリがつくる楽器がある」など、音楽に関する100のテーマを大図解。音の世界を科学的に解き明かす最新刊『音楽について知っておくべき100のこと インフォグラフィックスで学ぶ楽しいサイエンス』が小学館から発売中(1月23日発売)

以下インフォメーションより

宇宙、人体、歴史、数などのテーマをわかりやすく大図解してきた好評のシリーズ「インフォグラフィックスで学ぶ楽しいサイエンス」第10弾は、目で見て学ぶ「音の世界」。〝音楽について〟科学・歴史・動物学などのあらゆる分野から、それぞれの視点を通して紹介します。

クラシック、ロックンロール、オペラなど一般的な音楽の知識から、動物の鳴き声、楽器の仕組み、科学の進歩によって発見された音、古代遺跡の音の秘密まで、大人も子どもも楽しめる、驚きのトリビア情報満載! 多様な視点から音楽について知りたい人にオススメの一冊です!

▼主なトピックスはこちら!
鳥は外見と声、どちらかの美しさだけ進化する。



西アフリカのミュージシャンは、何百年も前から、太鼓で数km先の人と会話する技を磨いてきた。


シロアリがつくる楽器がある。


■ 音楽を聴くと脳が総動員される。
■ アーティスティックスイミングの選手は、耳以外で音を聞く。
■ 合唱中のメンバーは、歌だけでなく心臓の鼓動もいっしょになる。
■ 1秒間に20,000回再生された音楽がある。
■ サッカーのW杯で有名になった「ブブゼラ」は、今ではほとんどのスポーツイベントで禁止されている。
■ ある病気を治療するためにハーモニカを使う。
■ K-POPアイドルになるにはSNSを控えないとダメ!?
■ 植物に音楽を聴かせて、成長を促す。
etc.

そのほかにも、地球の気候変動を訴える南極の氷の音や、今保護しなければ、なくなってしまうかもしれない民族音楽など、心に刻んでおきたい問題も提起。こういった知識についての解説は難しくなりがちですが、本書では、イラストによって視覚的に説明するインフォグラフィックの手法を用いてやさしく解説しています。読めば、理科系アタマを育てることはもちろん、地球環境から世界各国の文化まで、さまざまなことに興味を持つ機会にもなるでしょう。
■『音楽について知っておくべき100のこと
インフォグラフィックスで学ぶ楽しいサイエンス』
監・訳/竹内 薫
2023年1月23日発売
定価:1760円(税込)
判型/頁:B5判変型/128頁
ISBN978-4-09-725188-0

〈 書籍の内容 〉
鳥の歌声からKーPOPまで音楽の話題満載
大好評の「インフォグラフィックスで学ぶ楽しいサイエンス」シリーズの第10弾。

タイトルは「音楽について」ですが、本書はそれにとどまらず、動物の鳴き声、楽器の仕組み、科学の進歩によって発見された音、古代遺跡の音の秘密などを、科学、歴史、動物学などの、あらゆる分野から、それぞれの視点を通して紹介しています。

また、世界にはたくさんの民族がいて、独自の歌や楽器を持っています。それが、その民族の歴史を記録する手段になったり、文化伝承の手段となったりしますが、時には暴動を誘発する道具になったり、それを理由に他の人種に迫害されるきっかけとなったりしました。
それらを知ることもできる本です。
読めば世界の国々に興味を持つ機会になることでしょう。

クラッシック、ロックンロール、オペラなどの一般的な音楽のトリビア情報も当然ありますが、地球の気候変動を訴える南極の氷の音や、今保護しなければ、なくなってしまうかもしれない民族音楽など、心に刻んでおかなければならない内容もたくさん含まれています。

本書は音楽の素晴らしさを知るとともに、隠された歴史などにも触れることができる1冊です。

〈 編集者からのおすすめ情報 〉
○オーケストラで奏でる最初の音は「オーボエのラ」。
○植物に音楽を聴かせると成長が促進されることがある。
○サッカーのW杯で有名になった「ブブゼラ」は、今ではほとんどのスポーツイベントで禁止されている。

一般的に知られているような知識も、わかりやすく掘り下げて紹介していますが…

○ハーモニカを吹いて治療する病気がある。
○スコットランドの戦争でバグパイプは武器とみなされ、楽器として認められたのは、戦争後250年経ってから。
○戦争を勝利に導いたのは、空からおりてきたピアノ。
○ある神殿で手を叩くと鳥が大合唱しているように聞こえる。

など、驚いてしまうようなエピソードも満載。

音楽家を目指す人が、技術向上のために読む本としては、期待に応えられないかもしれませんが、音響学、宇宙工学、動物の生態を学びたい人など、
違った視点で音の研究をしたい人にお勧めです。

目で見て学ぶ音の世界をぜひ堪能してください。

【監修者プロフィール】
竹内 薫(たけうち・かおる)
サイエンス作家。東京大学教養学部教養学科卒業(専攻、科学史・科学哲学)、東京大学理学部物理学科卒業、マギル大学大学院博士課程修了。理学博士。現在はフリースクールの「YES International School」(横浜校・東京校)の校長も務める