スクリーミング・トゥリーズの創設メンバー　ベーシストのヴァン・コナー死去

スクリーミング・トゥリーズ（Screaming Trees）の創設メンバーでベーシストのヴァン・コナー（Van Conner）が死去。ヴァンの兄弟で、同じく創設メンバーのゲイリー・リー・コナーがSNSで明らかにしています。55歳でした。

以下、ゲイリー・リー・コナーの声明より

「スクリーミング・トゥリーズのベーシストでソングライターのヴァン・コナーが昨夜、長引く病気のため55歳で亡くなった。最後に彼を襲ったのは肺炎だった。彼は僕にとって最も親しい友人の一人で、彼のことが大好きでした。僕は彼を永遠に、永遠に、永遠に恋しい」

ヴァン・コナーは1967年にカリフォルニア州アップルバレーで生まれる。1984年、コナー兄弟を中心にスクリーミング・トゥリーズ結成。86年、地元のレーベルVelvetone Recordsからファースト・アルバム『Clairvoyance』をリリース。その後、有名インディー・レーベルSSTと契約し、アンダーグラウンドの名盤とされる2ndアルバム『Even If and Especially When』をリリースする。SSTからさらに2枚のアルバムをリリースした後、バンドは急成長するグランジ・シーンに参加するためにシアトルに移り、エピック・レコードと契約し、メジャー・デビュー作を発表する。1992年、映画『Singles』のサウンドトラックに収録された「Nearly Lost You」でブレイクを果たす。バンドの音楽は、80年代後半から90年代初頭にかけてのアメリカのインディー・シーンを定義するのに役立った。

スクリーミング・トゥリーズは2000年に解散するまでに7枚のスタジオ・アルバムをリリースした。近年、ヴァン・コナーはもう一人の兄弟、パトリック・コナーと共にバンド、ヴァリスで演奏し、セッション・ミュージシャンとして活躍していた。

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